ビジネスニュース斬り

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遊覧船沈没のドナウ川、救助難航の理由は? 7人死亡、19人不明、韓国外相らが現地へ…。

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 ドナウ川の遊覧船。

 ガイドブックに必ず乗っている、日本人にも人気のコースだが、そこで、起きてはいけない事故が起きてしまった……。

 

遊覧船が衝突され…

 ハンガリーの首都ブダペストを流れるドナウ川で29日夜(日本時間30日未明)、団体観光客ら韓国人33人を乗せた遊覧船が別の船と衝突し、沈没した。

 韓国外務省によると、7人の死亡が確認され、19人が行方不明となっている。救助された7人は命に別条はないという。ハンガリー人乗員2人も行方不明のもよう。

 韓国の旅行社などによると、事故に遭ったのは、ツアー客30人と韓国人ガイドらで幼い女児や高齢者もいた。

 当時、雨風が強かったが、遊覧船は通常運行していた。川の流れが速く、救助作業は難航している。

 韓国の文在寅ムン・ジェイン)大統領は30日、地元政府と協力し、救助に総力を挙げるよう閣僚らに指示。康京和(カン・ギョンファ)外相や支援チームが現地入りする。

 ブダペストは「ドナウの真珠」と称され、川岸の夜景を楽しむクルーズが人気で、韓国人旅行客も多い。

(引用元 https://www.google.co.jp/amp/s/www.sankei.com/world/amp/190530/wor1905300021-a.html

 行方不明の人達のうち、ひとりでも助かっていれば…と思うのだが、難しいだろうか……。

 

ドナウ川とは

 観光地として、音楽や芸術や歴史の中に登場するモチーフのひとつとして、あまりにも有名なドナウ川。その規模は、日本のそれとは一線を画す。

 国土が細長いが故に、山から海までの距離が短い日本の地形では、傾斜が大きい為に、川は急流になりやすく、故に水は濁りにくく、大河にはなりにくい。

 だが、大きな大陸を流れる川は、もちろん場所にもよるが、平地をゆるやかに流れ、ある程度の水深も保てるものが多い。

 ドナウ川はヨーロッパで2番目に長い大河で、ドイツの水源シュヴァルツヴァルトの水源から、ルーマニア黒海に注ぐ。

 その距離2,860 km。

 流れる距離が長い順に、ルーマニアハンガリーオーストリアセルビア、ドイツ、スロバキアブルガリアボスニア・ヘルツェゴビナクロアチアウクライナチェコスロベニアモルドバ、スイス、イタリア、ポーランドアルバニアを経由する。

 これだけの国をまたがって流れていると、当然、運河としての機能が求められる。

 1992年、ライン川に繋がるライン・マイン・ドナウ運河が完成し、北海から黒海までの水運が可能に。

 同年EUが設立されると、東側諸国との国境であるドナウ川は、EUと東ヨーロッパにおける経済の要として位置付けられ、更に重要視されるようになった。

 

 そのドナウ川で起きた事故。

 沈没遊覧船に衝突したのもまた、遊覧船。

 雨による増水中のナイトクルーズということで、船を出す判断に誤りがあったのでは…と思ってしまうのだが、船を出さざるをえない何かがあったのだろうか……。

 

難航する救助活動

 現在、ブダペスト警察や災害対策当局が捜索救助活動を続けているというが、ドナウ川の水位の高さや大雨のため、捜索は難航しているようだ。

 CNNのこちらの報道 CNN.co.jp : ドナウ川で観光船転覆 韓国人7人死亡、19人不明 ハンガリーの救助活動中の写真からも、雨の強さがうかがえる。

 ゴムボートを出してはいるが、二次災害の危険が大きく、雨と水量が落ち着かないと、ダイバーを潜らせるまではできないだろう。

 だが、ダイバーが潜れるようになった時には、行方不明の19人は……と考えると、胸が痛む。

 

 どこかに流れ着いていてくれればと思うのだが、難しいだろうか…。

コウカズヤ、ツイッターでの発言を謝罪するも退団へ! 上原多香子の夫の身で「自殺は親の責任」

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 スマートフォンから投稿できる、手軽さのせいだろうか。

 いい歳して、考えずにものを言うからこうなる…。

 

コウカズヤ氏、劇団から退団処分

 SPEED上原多香子(36)の再婚相手で演出家のコウカズヤ氏(41)が、ツイッターでの発言を謝罪するとともに、所属していた劇団から退団処分を受けたことを明かした。

 コウ氏は29日、ツイッターを更新。

「このたび、私のTwitter上での投稿で、多くの方々に不快な思いをさせてしまったことを、心よりおわび申し上げます」と謝罪した。

続けて

「私が所属していた劇団BuzzFestTheaterは今回の一件を重く受け止め、その責任として、私は劇団から退団処分を受けることとなりました」

と報告。

「その処分を真摯(しんし)に受け止めるとともに、心から深く反省しております。本当に申し訳ございませんでした」と再び謝罪の言葉で結んだ。

 コウ氏は今月、妻の上原を非難するネットユーザーとツイッターでバトルを繰り広げていた際、上原の元夫で14年に亡くなったヒップホップグループET-KINGのTENNさん(享年35)の死についても

「自殺するような子供になったら親の責任なんで、その時はそんな子供にしてしまった自分を責めますよ」と持論を展開し、非難を浴びた。

(引用元 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190529-05290278-nksports-ent

 Twitterに限らず、SNSでバトルになったり、うつ気味になってしまうタイプの人は、本当にやらない方がいいと思う。

 百害あって一利なしとは、まさにこのことだ。

 

劇団BuzzFestTheaterから

 劇団からのお知らせ

 当劇団の脚本・演出を担当しておりましたコウカズヤは本日5月29日をもちまして退団となりました。

 これまで個人に応援を頂きました皆様、大変申し訳ございません。

(引用元 公式サイト http://buzzfest.biz

 

 BuzzFestTheater(バズフェストシアター)の結成は、2015年9月の結成。

 前身の『TEAM BUZZ』お家芸であるコメディ路線とシリアス路線を融合した作風を追求すると共に、劇場空間全体を観客に体感して貰い、日常から非日常へ誘なうアトラクション型演劇を提唱する。

 
メンバー

・藤馬ゆうや(代表)

前すすむ全力じじぃ

スチール哲平

 コウカズヤ氏は、TEAM BUZZ を立ち上げ、2015年から2018年まで、11作の脚本と演出を手がけていた。

 そんな彼が抜けた穴を、誰が埋めるのか。劇団は窮地に立たされる形になるかもしれないが、それでもコウ氏を退団させた勇気は、賞賛したい。

 

多くの遺族が傷ついている

 彼の、

「自殺するような子供になったら親の責任なんで、その時はそんな子供にしてしまった自分を責めますよ」

という発言。

 そんなことは、我が子に自殺された親なら、言われるまでもない。そして、言われる筋合いもない。

 だが、この発言に誰よりも傷ついたのは、コウカズヤ氏自身の妻であり、前夫を自死で亡くした、上原多香子なのではないか。

 コウカズヤ氏を説明する時に、『上原多香子の夫の』と付けないとわからない人が多いこと。

 彼自身が、それを自覚していたからこそ、『自分の妻の』上原多香子を守るためというポーズでのアピールが、不用意な発言に繋がったのでは…と思ってしまう。

 

 いずれにしても、こういう思考の人が演出する舞台で感動するのは至難の技だ。

 彼を退団させたBuzzFestTheaterは英断だったと思う。今後の活躍を期待したい。

高齢者運転『逆キツネポーズ』ができなければ免許返納がおすすめ? 危ない兆候とは

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 高齢者が起こす事故が、相次いでいる。

 同時に、免許を返納しない高齢者を、開くと断じるような論調も多く聞こえてくるが、免許と同時に失うものは、生活の足、通院の足、そして何より、『自分で移動し、生活できる』という自信と誇り。

 免許返納を促す息子に暴力を振るい、事件化した事例もあって、本当に難しい。

 だが、運転免許証は、安全運転ができる証しではない。

 

高齢者運転「本当に危ない兆候」

 以下は週刊文春が、各専門家に確認のもとに監修したもの。

 

①運転に自信がある

盛岡市内の65歳以上を対象にアンケートを行ったところ、運転には『自信がある』『自信が少しある』が9割以上で、自信ありの割合は年齢が上がるほど増加していた。

(交通工学専門 元田良孝・岩手県立大名誉教授)

 

②雨天や夜間でも運転する

・自信過剰な高齢ドライバーほど、事故が多い雨天や夜間でも、“自分だけは大丈夫”とハンドルを握り、事故を起こす。

「どんな人でも年を重ねれば、視野が狭くなり、注意する機能も衰えてしまうもの。

 その衰えは、交差点の右折など歩行者や対向車など様々な対象を捉え、危険を予測し判断をしなくてはいけない場面で如実に現れます」

NPO法人「高齢者安全運転支援研究会」事務局長 平塚雅之氏)


③車庫入れに手間取る

・昨年10月、山形県鶴岡市の駐車場で、85歳の男性がバックで車を出そうとして急加速し、誘導していた妻を轢く事故が発生しており、似たような事故が多々発生している。

「高齢者は空間認知能力が若い頃よりも低下しています。そのため、後ろを見ながらの操作になると、他の車両との位置関係や速度などを瞬時に把握できなくなってしまう。

 車庫入れで斜めに停めたり、切り返しが増えるなどバックが下手になり、ひどいと車に傷をつけるようになる。家族が普段からよく確認しておくといいでしょう」

認知症・老年学専門 東京医科歯科大学 朝田隆特任教授)

 池袋で母子が犠牲になった暴走事故を起こした飯塚幸三氏も、バックで車庫入れする際に何度もハンドルを切り直しては失敗し、妻から細かな指示を受け、ようやく駐車をする場面が目撃されていた。

 これが“本当に危ない兆候”だったということだ。

 

④ウィンカーを出し忘れる

「交差点で曲がる際、ハンドルを切ることばかりに気が取られ、ウインカーを出し忘れていたら要注意。一度に様々な方向に注意を分散できなくなるのは認知機能低下の兆候です」

慶應義塾大学医学部 三村將教授)

 

⑤アクセルとブレーキを踏み間違う

 これは車を停める時や、ドライブスルーや、有料道路の料金所、駐車場の出口などで、よく起きている。

「高齢者は体の柔軟性が低下し、意識が右側に向けられている時、足元も無意識に右側にズレてしまう傾向がある。つまり本人はブレーキペダルを踏んでいるつもりでも、右側のアクセルペダルを踏んでいる可能性がある」

福山大学 関根康史准教授)

「右の窓を開けて操作する場面では、足の動きやパーキングブレーキを入れているかなどを確認しておきましょう」

(前出・平塚氏)

 

⑥運転中の会話を嫌がる

「運転しながらの会話を嫌がるのは、通常の運転の注意や判断で手一杯となっている証拠。首の上げ下げをしなくなり、『止まれ』の標識や黄色、赤信号などを見逃しかねません」

(同前)

 

⑦「逆キツネポーズ」ができない

 認知機能の低下を簡単に確かめられる、下記のポーズが取れない場合も、認知機能が落ちているという。

「キツネのポーズを両手で作って、片方の手を反転させて胸の前で人差し指と小指をくっつける。親御さんに一度、『このポーズをそのままやって』と言って同じポーズが出来るか試してみて下さい。もしキツネを反転させられなかったりしてうまく出来ないようであれば、空間認知の機能が低下している可能性があります」

 

池袋での暴走事故から

 あの事故以降、自分の親の運転を案ずる声が、多くあがっている。

 75歳以上のドライバーによる死亡事故は、2017年で418件、2018年は460件。

 認知機能検査は3年に一度だが、認知症の人と暮らしたことがあれば、症状が3年でどれだけ進むかがイメージできると思う。

「17年に道路交通法が改正され、75歳以上の高齢者は3年ごとに教習所などで認知機能検査を受けることが義務付けられた。免許更新は厳格化されたはずでしたが……」

(同前)

 飯塚氏も85歳の時にこの検査を受け、問題ナシと診断され、運転していた。そのことが、認知検査や免許の更新・返納を、どう変えていくのか…。

 

不登校YouTuber『少年革命家ゆたぼん』に登校を促す、辛酸なめ子の考え方。

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 約束の時間に、約束の場所に行く。

 約束の日までに、約束のことをする。

 それは、大人になっても一生続く。生きていくため、仕事として。

 仕事以外の場でも続く。人間関係を保つために。

 そういう習慣づけができて、そういう大人に育てられるのなら、不登校でもいいのかもしれない。

 実際、学校だけが学ぶ場ではないし、フリースクールなどで、人間関係も含め学習できる。

 この子の両親は、そこまでの環境を、この子に用意できているのだろうか。

 

不登校YouTuber『少年革命家ゆたぼん』

 10歳の“不登校YouTuber”『少年革命家ゆたぼん』が炎上している。

「宿題を強制する学校に嫌気がさした」

「先生に従う同級生がロボットにみえた」

などの発言がメディアで取り上げられることにより、一気に拡散。

 義務教育なのに行かないのはアリ? ナシ?

(引用元 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190525-00015211-jprime-ent&p=3

 彼に学校がなぜ必要かを語る、漫画家・コラムニストの辛酸なめ子の視点がおもしろかった。ゆたぼんに続け!という子供を論破するのに、ちょうど良さそうな感じだ。

 

利益計算に算数は必要。

「この件を受けて、朝の情報番組で小学生を対象にした街頭アンケートをしていたのを見たのですが、『おバカになるから学校は行ったほうがいい』といった冷静な意見が多くてちょっと驚きました。

 個人的にも、基礎学力は必要かなとは思います。

 特にYouTubeの世界は1再生回数あたりの広告収益がすぐに変動する世界だと思うので、小学生でYouTuberになりたいような人は、基本的な算数は習っておいたほうがいいですね。

 動画1再生で0.05円~0.1円くらいと、数字が細かいと聞きますし、利益計算ができないのはマズいと思います」

 10歳相手にも、なかなか辛辣である。YouTuberとして生活するにも、算数=学校は必要ですよ、ということか。

 これは、おそらくご両親もできていない。できていないが、現状『だいたいこのくらい』でやれてしまっているから、この手の子供がいなくならない。

 

歌を歌うなら音楽も必要。

「彼はカバー曲やオリジナルソングを歌っている動画もアップしているのですが、やはり“まだ喉で歌っているな”と感じてしまいました。

 音楽の授業も受けてちゃんとした発声法を習ったほうがいいかも」

 やらせてる大人がなあ…。

 炎上狙いでやらせているなら神経を疑うし、我が子可愛さでやらせているなら、今からデジタルタトゥーを刻んで、就職や結婚どうすんだ、である。

 10歳にして、学校は行きたいときに行くスタンスを得てしまった彼ゆたぼんは、学校は、図工や給食のためにだけ行くと、インタビューに答えている。

「すでに自分で科目を選ぶ大学生の感覚です」

 辛酸なめ子は、そう評す。わかりやすい。

 大学生は小中高を卒業してきたからそれでもいいが、ゆたぼんは、まだ10歳。『学ぶものを選択する』段階にはなく、『学ぶものを選択するために学ぶ』最中のはずだ。

 どんな大人になるのだろう。親のようになるのだろうか。

 

ゆたぼんの親の姿

 どのようなご両親かと思ったら、父親は、暴走族から心理カウンセラーに転身したとのこと。

 『心理』とつく資格が爆発的に増えている今、どこの団体がその看板を与えたのかはわからないが、彼の著書にあるプロフィールには、

《恐喝、窃盗、傷害、暴走、喧嘩、シンナー、麻薬、覚せい剤…etc》

《中学時代はかなりのやんちゃ坊主。盗んだバイクでグランドを走りまわり、タバコを吸いながら廊下を堂々と歩く》

という、昭和の武勇伝が並ぶ。凄さがわからないが。

「なんというか、お父さんはこの経歴を黒歴史だと全く思っていないという感じですよね。むしろ誇りに思っているというか……」

 昔はヤンキーや暴走族、今はゲーマーやYouTuber。

 学校に行かずにやる事が変わっているのだろう。ベースは似たようなものな気もする。

 

小学生YouTuberの戦い

 小学校高学年男子のなりたい職業1位は、いまだYouTuber。活動を始めている子も多いが、そこには親の意思や育て方も、透けて見える。

「この騒動のなか、同じく10歳のYouTuber、『U10(ゆうと)』が、ゆたぼんの言い分に反論している動画をアップしているのを見つけました。

 その子は割と冷静なタイプで『勉強したほうが社会でめっちゃ楽だよ』とまともなコメントをしていました。

 また、“宿題をしていないヤツとは遊びたくない”と友達に言われたというゆたぼんの動画を引用し、『僕もそんなズルい子とは遊びたくない』と返したり、例の“ロボットになりたくない”発言に対しては、ロボットの絵を描いて『ロボットかっこいいよね』と言ったりですとか、返しがウィットに富んでいます」

 『ウィットに富んだ、まともな子』というのは、 『ウィットに富んだ、まともな家庭』でないと、育たない。

 小学生の身で、ネット上で顔を晒し、YouTuberと名乗らせることについては、ゆたぼん同様、U10の保護者にも疑問を感じるが、ゆたぼんよりは知的な気がする。その分、彼を穏やか且つ強烈にディスってもいるが。

 

 家庭環境を反映する子供達。
「でも、不登校の子たちに向けて“死にたくなるくらいなら学校にいかなくていい”と励ましている彼ですが、学校に行かずネットで何万もの人から叩かれること自体、私なら十分死にたくなってしまうと思います。

 コメントも大人が書いたりもしていますし、内容もより辛辣なので心配です。

 もともとメンタルが強いほうなのかもしれませんが、学校に行ってネットのことを忘れるのが精神的にもいちばんいいかな、とは思いますね」

 昔『nifty疲れ』なんて言葉があったが、動画やSNSにアップをすると、再生回数やコメントが気になって、数字の伸びが気になって、更新ボタンを押し続けてしまうほど、過敏になってしまう人もいる。心配だ。

 ゆたぼんが、どのような理由で不登校になったかはわからないが、彼が学校教育を拒否するのなら、保護者が教育を与えなければならない。できているのだろうか。

当たり前のように学校に行ける日本の環境について感謝したほうがいいかもしれないと老婆心ながら感じました。

 未来の可能性は無限大なのでがんばってください」

 なんだかんだ言っても、最後には優しい辛酸なめ子。こういう大人が、彼のそばにいてくれるといいのだが。

 そして、ゆたぼんが学校に行かない本当の理由に、光が当たればいいのだが……。

KAT-TUN特番出演! 香港ライブを生中継、田口の逮捕報道で折れずに…。

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 何度見直しても、今日のニュース。

 何度見直しても、KAT-TUNの香港ライブ中継、と書いてある……。

 

THE MUSIC DAY櫻井翔が7年連続で総合司会 7・6生放送 KAT-TUNの香港ライブ中継も

 毎年恒例、日本テレビ系夏の音楽の祭典『THE MUSIC DAY』が7月6日に生放送されることが決定した(後1:30~10:54)。

 総合司会は今年も嵐の櫻井翔が7年連続で務め、「時代」をテーマに送る。

 さらに、人気グループ・KAT-TUNの香港ライブ中継も決定した。 

 今年はアジアでの放送が拡大し、7つの国と地域で同時生放送されることも決定。

 日本テレビがアジア各国で展開するGEM(ジェム)チャンネルでゴールデンプライムタイム部分を同時放送し、アジア中の音楽ファンに日本の歌を伝える。

 そして今年、海外から生ライブを披露するのはKAT-TUN。香港からの最高のパフォーマンスをお見逃しなく。 

(引用元 https://search.yahoo.co.jp/amp/s/www.oricon.co.jp/news/2136120/amp/%3Fusqp%3Dmq331AQOKAGYAaLqlfSCj7LxoQE%253D 以下、斜体部分も同様)

 大麻の所持と使用で、小嶺麗奈と共に逮捕された田口淳之介容疑者は、既に脱退済みの『元』KAT-TUNなので、現役メンバーの活動は、していて当然、むしろ頑張ってくれ…といったところだが、このグループからは同じく大麻で、過去に田中聖も逮捕されている。

 それでも香港でライブができる、現KAT-TUNは健在とアピールするための、記事タイトルと本文への挿入なのか。

 それとも、スキャンダルを書きづらいオリコンニュースが、櫻井に乗っかって、KAT-TUNと書きたかったのか。

 そもそも、ふたりの逮捕者を出したKAT-TUNは、今現在どのように活動しているのか。

 色々と謎である。

 

KAT-TUNの受難の歴史

 デビュー当時は、亀梨和也上田竜也、中丸雄一、赤西仁田中聖、そして田口淳之介の、6人グループだった、ジャニーズのKAT-TUN

 時系列で見ると、現在残っているメンバーは、本当によく頑張っている。

 

2001年 活動開始

2006年 CDデビュー前のアーティストとしては史上初の東京ドーム公演を開催。

2006年 公式デビュー。シングルCD『Real Face』がミリオンセラーを記録。

2009年 史上最多の、東京ドーム8日間連続公演を開催。

2010年 赤西脱退(方向性の違いから)

2013年 田中脱退(社内ルール違反により解雇)

2016年 田口が脱退(理由は非公表)

 - 1年8ヶ月「充電期間」-

2017年 田中を逮捕(大麻

2018年 元旦のジャニーズカウントダウンライブで活動再開

2018年3月時点 発売したシングル26作とアルバム9作の全てがオリコンチャート週間1位を獲得。

2019年5月 田口を逮捕(大麻

 

 赤西、田中、田口が抜けて3人になってからのシングルは2018年の『Ask Yourself』、アルバムは同年の『CAST』だけだが、それでも順位を落とさないところが、さすがジャニーズといったところか。ファンがしっかり守っている。

 そして、その健在ぶりをアピールするかのような、香港ライブの報。後輩を背中に乗せた形になった櫻井は、何を思うのか。

 

番組司会:櫻井翔コメント

 去る5月1日。日本は新たな時代を迎えました。

 昭和。平成。そして令和。

 変わりゆく時代の中で、変わらぬ輝きを放ち続けるものが“音楽”だと感じられるような、そんな“1日”にしたいと思っております。 

 THE MUSIC DAY

 およそ60組のアーティストのアツく、胸に残るようなパフォーマンスを間近で見届けられること、いち司会者として楽しみにしております。

 彼自身の言葉は聞こえてこない。

 

 だが、田中と田口の逮捕は、あくまでも脱退後。赤西や残留メンバーは無傷で、先輩や後輩に応援されながら頑張っていると思いたい。

 とりあえずは無事の香港ライブを…といったところだろうか。

小池百合子氏『2050年に都内のCO2を実質ゼロに』が失笑を買う理由

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 東京都民は息をするなと……

 そういう意味でよろしいか?

 

2050年に都内のCO2を実質ゼロに 戦略策定へ 小池知事

 東京都の小池知事は、地球温暖化対策の一環として、2050年に都内の二酸化炭素の排出量を実質ゼロにする目標を掲げ、ことし12月をめどに目標実現に向けた戦略を策定する考えを明らかにしました。

 これは、都内で21日から本格的に始まった世界の主要都市のトップなどが共通で抱える課題を議論する「U20メイヤーズ・サミット」で、小池知事が明らかにしました。

 地球温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定」は、世界全体の温室効果ガスの排出量を今世紀後半に実質ゼロにする目標を掲げ、政府は2050年までに国内で80%削減する目標を立てています。

 東京都は、政府の目標に先んじる形で2050年に都内の二酸化炭素の排出量を実質ゼロにすることを、新たな目標にします。

 そのうえで、実現に向けた具体的な戦略をことし12月をめどに策定し、家庭や大規模なオフィスビルから排出されるプラスチックごみの焼却量を2030年までに4割削減することなども盛り込む方針です。

 22日まで開かれる「U20メイヤーズ・サミット」では、世界の26の主要な都市が地球温暖化対策や持続可能な経済成長の在り方など共通で抱える課題について議論を交わしています。

 そして、今回の議論を踏まえ、来月のG20大阪サミットに向けた共同声明を、22日発表することにしています。

(引用元 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190521/k10011923621000.html

 実際には、どのような言葉で語ったのだろう。記事にする者の悪意を感じないではないが、記事まで読んでも、抱く感想は概ね同じのようで。

 

 以下に http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1990480.html?p=2 の声を分類してみる。

 

記事の第一印象から

はい無理

呼吸禁止?

息するなと言いたいのか?

え?都民皆殺しにするの?

殺す気か(笑

死の土地にするのか

都民どころか生命根絶やしにするつもりなのか

全ての生物を排除するw

やだ、東京怖い

 まずは批判というネットの体質を感じないでもないが、まあ、言いたくはなる。小池氏から詳しい話も聞いてみたいところ。

 

自動車についての言及

 多く挙がっていたのは、自動車からのCO2についてを問う声だ。

車どころじゃねぇw

電気自動車しか走れないやんけ

運転手が二酸化炭素を排出するからダメに決まっとるやろww 

無人で動くようにしないと

この人バカなのか。 車どんだけ走ってると思ってんの。

百合ちゃんたぶんCO2が何のことか分かってない

走行税への布石か

 噂レベルだった走行税が、ここへきて現実味を帯びてくる。そして…

 

鳩山氏との類似点

 今回の記事で、小池氏を鳩山氏と同類と評す声が再燃した。

ぽっぽと同じレベルか…

女鳩山の名をほしいままにする都知事

悪目立ちしようとして失敗する例

誰だよこんなバカに投票したのw

あーあこんな宣言して大丈夫なの?w

鳩山イニシアチブの伝説再びwww

思いつきファースト

流石にポッポは東京大虐殺宣言なんてしなかったぞ

こいつはポッポ以上の偉人だったな

 本当に思いつきで語っているとは思わないが、そう見えてしまうのは、小池氏の弱さかもしれない。

 

具体的な方策について

 実現可能な数字に見えないためか、具体的な方策がわからないためか、読み違えたり邪推したり、意外と当たっていたりしそうな声も。

なんでこう現実的な話ができないのか

コーラも飲めない世の中がやってくるのか…

出る分の緑を植えれば差し引き0にできるんだろうけど 

東京にそんな土地ねーだろ

また排出権詐欺(笑)に金落とすのか?w

 夢として語ってくれたのなら、応援したいし協力したい。

 だが、方策や決定事項として語られて、これ以上不安なものはない。

 

 『結果を約束』するのは難しいとしても、せめて『結果を期待』できるものに、税金を投入してほしいのだが。

 都知事が変わるまで、東京には住みたくないなと思ってしまった事案である……。

異常天候早期警戒情報とは? 発令されたら何をすればいいの? 情報を商機にできるのは…

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高温に関する異常天候早期警戒情報 25日頃から

 20日気象庁北海道から九州南部にかけて高温に関する異常天候早期警戒情報を発表しました。

 25日頃からの約1週間は気温が平年よりかなり高く(7日間平均気温平年差が+1.2~2.3℃以上)なる確率が30%以上と見込まれています。

 今週末は東京都心なども含めて、所々で最高気温が30度くらいまで上がる予想です。急な暑さで体調を崩さないようご注意下さい。

 春の運動会シーズンですが、熱中症にならないよう、大人の方がお子さんの体調を気遣ってあげて下さい。

(引用元 https://tenki.jp/lite/forecaster/deskpart/2019/05/20/4659.html

 お父さんやお母さんは、運動会に出場する我が子のみならず、応援に駆けつけた、おじいちゃんや、おばあちゃんの体調も気遣わねばならない。

 私のオススメは『保冷剤代わりにICE BOXを入れていく』『水筒に氷だけ入れて、ペットボトルのお茶をつぎ足しながら飲む』だが、

 

 30度くらいまでと聞くと、

「40度の間違い? 30度くらいなら『異常天候』じゃないんじゃ…」

 と思いがち。

 異常天候早期警戒情報とは何だろう。気象庁は、こう解説する。

 

異常天候早期警戒情報とは

 平年からの隔たりの大きな天候が続くと、社会にさまざまな影響があります。このような現象の発生の可能性について、できるだけ早い段階で発表する予測情報が「異常天候早期警戒情報」で、気温・降雪量を対象として発表します。 

 情報発表日の5日後から14日後までを対象として、7日間平均気温が「かなり高い」または「かなり低い」となる確率が30%以上と見込まれる場合、または7日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に情報を発表します。

 また、前回、上記の情報を発表した場合には、早期の警戒事項がない(確率30%未満)見込みの場合でも、前回発表した対象期間の見通し等を記述した情報を発表します。

(引用元 https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/kurashi/soukei.html

 新語かと思いきや、2008年3月21日からスタートしていた用語だった。

 普通の人は「帽子をかぶろう」とか「水分補給をしよう」と思うところだが、業種によっては、かなり重要な情報である。

 

情報を活用するのは…

 小売店は、ペットボトル飲料や、アイスの売り上げが上がる。

 飲食店は、氷が多めに必要になる。

 衣料品店は、帽子や日傘が売れる。

 電気店は、冷暖房機器や冷蔵庫が売れる。

 屋外作業が多い建築業などや、イベント関連の業種なら、高温対策や日程調整も必要になるだろう。

 ここまでは、他業種でも想像がつくのだが、もっと忙しくなるのは、農業や畜産業に携わる人達だ。

 農作物の管理、水田の水管理。種まき・定植・収穫時期などの調整、農作物などの出荷の調整。ハウスなどの温度管理、冬なら果樹などの霜対策。

 家畜なら、暑さや寒さへの対策が必要だし、そこに飼料の管理も加わる。

 それを思うと、早期に警戒情報を出してくれるのは、準備の時間ができて助かる。早い人は、今日からもう動き出して、既に準備を終えているはずだ。

 

 だが、この警戒情報は、気温についてだけ。

 異常天候には、極端な雨や風がつきもので、その極端さは年々酷くなっているし、ぶっちゃけ『平年並』の程度も忘れそうになっている。

 日本は既に亜熱帯、ゲリラ豪雨じゃなくてスコールなんじゃ……と毎年思うのだが、どうだろうか。