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ドラマ『ルパンの娘』追加キャスト決定! これ、絶対おもしろいやつ!

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 原作者の横関大作品をいくつか読んだが、楽しさで言えばこれが一番おもしろいし、ドラマ向けだと思っていた。

 警官のロミオと、泥棒のジュリエット。それだけで、視聴決定である。

 

『ルパンの娘』とは

 7月11日(木)にスタートする、深田恭子主演のドラマ『ルパンの娘』。

 横関大の同名人気小説を原作に、泥棒一家の娘、三雲華(深田)と、警察一家の息子、桜庭和馬(瀬戸康史)の禁断の恋『泥警版ロミオとジュリエット』を描くラブコメディで、渡部篤郎小沢真珠など、三雲家側のキャストが既に発表されており、それだけでも期待感があったのだが。

 それに加えて、警察一家の桜庭家側のレギュラーキャストが追加発表されたので、いま一度、メンバーをおさらいしておく。

 とりあえず、どちらの一族も、顔ぶれだけでクセがスゴい。


泥棒一家『Lの一族』

 大泥棒・ルパンの頭文字「L」を称する、警察からも一目置かれる泥棒一族。

 

家長:尊(渡部篤郎

 主人公・華の父で、ダンディーな美術品専門の泥棒。家業を嫌う華と、引きこもりの長男を抱え、一族の将来を憂う、Lの一族の司令塔。

 渡部と深田の共演は、2010年のドラマ『まっすぐな男』以来9年ぶり。

 ドラマ『ケイゾク』『警視庁いきもの係』、映画『外事警察』『ST 赤と白の捜査ファイル』『クロコーチ』『ビター・ブラッド〜最悪で最強の親子刑事〜』『アウトバーン マル暴の女刑事・八神瑛子』『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』『犯罪症候群』など、刑事役の経験は豊富だが、

「泥棒がメインになるドラマもなかなかない。僕ら世代は“ルパン”という響きだけでワクワク。今から楽しみです」

と、新境地開拓に胸を躍らせている模様。

 

母:悦子(小沢真珠

 宝飾品専門の泥棒で、55歳という年齢を感じさせない妖艶な美魔女という設定。

「深田さんが私の娘役…なんかすみません」

 ミステリアスな美人女優、しかも母親役ということで、演技をする姿を容易に想像できてしまうほどハマっているが、実際どうなるのか期待。ちょっと裏切られてみたい気もする。

 

祖父:巌(麿)

 伝説のスリ師で、孫娘である華(深田)に技を伝授する。

「(劇中衣装に)ハリウッドのSFを連想しました」

と語っており、“Lの一族”のコスチューム姿にも期待が高まる。キャッツアイ的なアレなのか?

 

祖母:マツ(どんぐり)

 敏腕鍵師。

 連ドラのレギュラーは初めてで、昨年大ヒットの映画『カメラを止めるな!』でテレビ局プロデューサー役を演じ注目を浴びた女優。これもまた期待できる。

 

兄:渉

 引きこもりのハッカーで、華の兄。

 ネガティブキャラでブレークしたモデルで俳優の栗原類ということで、これもパソコンのモニターに照らされた端正な顔が想像できる。

 

 ここまでで、既にクセがすごいが、加えて…

 

警察一族 桜庭家

 リアルでも時々いる警察一家。こちらはこちらで、なかなかにクセが強い。

 

祖父:和一(藤岡弘

 元警視庁捜査三課課長で、「鬼の桜庭」の異名を持つ元敏腕刑事。

「長年この世界にいたこともあり、最近のドラマを見ていると、物語の先が読めてしまうんです。でもこの作品は“面白いな!”と企画を聞いた時に感じたんです。

 僕は、テクニックを使うタイプの役者ではなく、なりきるタイプの役者です。自身の存在感で、セリフがなくても表現することに重きを置いているので、そこを見せることができたらと思います」

 鬼の桜庭+藤岡弘=圧倒的ベタ感

 小沢真珠と並んで、ベタすぎてできないキャスティングである。

 

父:典和(信太昌之)

 威厳のある警察一家の大黒柱で、警察警備部SAT隊長。

 華と和馬の結婚に反対したが、「桜庭家から捜査一課の刑事を輩出するという悲願を、和馬が見事かなえることができたら、結婚を認める」

という条件を和馬に突きつける。

「原作は、結構、重厚なページ数がありましたが一気に読めました。とても面白かったです。年齢的にはベテランの部類なんですが、あまり大きな役は今までやってきていないので、非常にプレッシャーですね。

 脚本も読んで、なかなか今までにないようなタイプの面白いドラマなので楽しんでできればと思っています」と意気込んだ。

 

母:美佐子(マルシア

 冷静沈着で鋭さを兼ね備える鑑識課の非常職員。

「いつもテレビで見ている方々とお芝居を一緒にできて、時間を共有できることはすごく光栄です。

 私は渡部篤郎さんの芝居の大ファンでして、一緒にお芝居できるのがうれしくて楽しみです。渡部さんの作品をたくさん見てきて、まさかご一緒できるなんて信じられないです。皆さんそれぞれ実力がある方々なので、自分が足を引っ張らないように頑張ります」

 久しぶりに見るマルシアが、冷静沈着とは…。美しく年齢を重ねて、クールな感じになってたらカッコいいかも。

 『小沢真珠マルシア』『宝石泥棒と鑑識』が、母親対決……。そこだけ見ても楽しめそう。おもしろい。

 

妹:新谷香(さとうほなみ

 警察官の夫を持つ、所轄の交通課所属の女性警察官。

「今期のドラマで『ルパンの娘』が発表されたとき“何これ!絶対見よう”と思っていたので、まさか出演させてもらうことになるとは…。今も信じていません」

 さとうほなみは、バンド『ゲスの極み乙女。』のドラマー 。バンドでは苦労したので、ドラマはのびのびやっておくれ…。

 

 で、実際に恋に落ちる主役のふたり、スリの才能がありながら家業を嫌う図書館司書の三雲華(深田恭子)と、そんな華との結婚をかけて捜査一課入りを目指す桜庭和馬の詳細は、放送までのお楽しみにしようかなと。

 美男美女なのはわかっているので、掘り下げるのは、このへんまでにしておいて、あとはお楽しみにしたい。気になる方はご自分で…。

 

放送予定

 7月11日(木)スタート

 毎週木夜10:00-10:54(初回は夜10:00-11:09)

 フジテレビ系