火山の噴火からの逃げ方は? 箱根の警戒レベル引き上げと『行きやすい火山』の危険性
山の高い低いは、間違われやすい。
間違われるとは、物理的な標高よりも、
『どこまで車で行けて』
『車を降りてから山頂まで、どのくらい歩くか』
つまり、山頂までのハードルの高低でイメージされて、標高が高いのに装備が甘くて凍死だとか、標高が低いのに山道を甘くみて遭難とか、そんな感じの事故に繋がっているような気がする。
そういう意味でこの山は、周辺の観光地化も手伝って、低いと判断され、油断からの事故が起きやすい山なのかもしれない。
箱根山 噴火警戒レベル引き上げ
気象庁は19日未明、箱根山(神奈川県箱根町)の噴火警戒レベル(5段階)を、1(活火山であることに留意)から、2(火口周辺規制)に引き上げた。
同庁によると、18日朝から火山性地震が増加。大涌谷周辺の想定火口域では活発な噴気活動が続き、想定火口域内に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があるとしている。
これを受け、地元の箱根町は19日朝、想定火口域にある大涌谷園地への立ち入りを禁止したと発表した。
箱根山の噴火警戒レベルの引き上げを受け、箱根ロープウェイは19日朝、早雲山駅―桃源台駅の全線で当面の間、運休すると発表した。同日午前9時から、早雲山―姥子―桃源台で代行バスを運行する。
(引用元 https://www.asahi.com/sp/articles/ASM5M2WBHM5MULOB003.html)
箱根は遊びに行きやすい。
だからこそ、入山規制は、もっと厳しくてもいいかもしれない。
軽装な人が多い火山
私は地獄谷が好きで、上がる煙や湧き出る熱湯、独特の硫黄臭の中で、あの黒いゆで卵を食べに、ちょいちょい行ったりする。
カップルや子連れ、お年寄りなど、年齢層に偏りがないのは、ひとえに『行きやすい』ためだ。
電車、バス、ロープウェイ。
マイカー、バイク、自転車、徒歩。
どれでも行けるから、Tシャツやなど、町歩きの格好で行けてしまうし、実際、行っていた。強いて言えば、
『硫黄で滑るかもしれないから、スニーカー』
程度の意識で、夏にはワンピースにサンダルの女性も、珍しくない。
だが、地獄谷は火山。
活動中の火山だ。
考えてみれば、ものすごく危ない。火砕流なら何を着ていても抗えないが、登山用の服ならやりすごせる程度の降灰で、Tシャツから伸びた無防備な腕が、焼け爛れるかもしれない。
フランクに行けるので失念していたが、火山が爆発した時に、どのように行動すれば良いかを、この機会に見直してみる。
火山が爆発したら?
頭と口を守る
・リュックやタオルで、頭と背中を噴石から守る。
・ハンカチで口を覆い、火山灰やガスの吸い込みを防ぐ。
進路を決める
・上空を見て、噴煙の流れる向きを確認する。
・火山灰を吸い込まないようにして、風上に一時避難する。
・火山灰で光が遮断される前に進路を決め、火口から遠ざかる。
・建物を目指して進む。
・建造物がない場合は、火口を背にし、噴石を防げる岩陰などに身を隠す。
※山小屋や避難シェルターは、避難の最終ゴールではない。
噴石を最低限防御し、噴煙程度は遮断できても、有毒ガスが流れ込んだり、火砕流にのみ込まれたらひとたまりもないので、ヘルメットやマスクや、身を守る物を手に入れたら、状況を見て下山するべき。
下山時は谷や沢を避ける
・体を守りながら迅速に麓を目指す。
・火砕流・高温の火山ガス・火山灰からできた『火砕サージ』は低地に向かって流れる為、谷や沢沿いの移動は危険。
・峠から峰に続く尾根伝いに下山できるコースがあれば、そちらを選択した方が、生還率は高まる。
冬場の危険
・冬場はマグマによって溶かされた雪が流れ出す『融雪泥流』が起こる可能性がある。
・噴火による現象のすべてが生死にかかわるため、麓に着いて安全な場所に移動するまで油断しない。
「観光登山であっても、火山に登る限り、噴火はいつ起こってもおかしくありません。事前に山の情報をしっかり把握してから出かけてください」
(災害危機管理アドバイザーの和田隆昌さん)
噴火から逃げる術を知り、生還率をわずかでも高める。生還、というと大袈裟なようだが、意外と、そんなことはないのだ。
日本は、火山列島なのだから。
スポーツカーの選択肢は増える? トヨタ『スープラ』17年ぶりに復活!
親戚の男子中学生は、家の車がずっと外車。
BMW → ワーゲン → ベンツ…と乗り換えているが、叔父さんが乗っている旧ハチロク(AE86)が大好きで、親戚が集まる時は、助手席に乗ってキラキラした目をしている。
はしゃぐというより、ドキドキ、ワクワクしていて、将来乗りたい車は、日産の180SX(ワンエイティ)。
叔父さんに、大黒埠頭のパーキングに寄ってもらって、駐車場に集まる走り屋の車をふたりで見るのは、親には内緒の『ちょっと悪い事』で、遠目に見ていると、実に微笑ましい。
そんな少年が言うのだ。
「今の車に、欲しいのがない。みんなファミリーカーばっか」
裕福な家庭に生まれ、外国車に辟易した少年の言葉が、妻子に合わせてファミリーカーを選ばざるを得ないお父さんと同じというのは、なんとも皮肉な話である。
使える車か、遊べる車か
小学校に入学する時に、子供が男の子だと、車を買い替える家庭が多いと聞く。
サッカーや野球のチームの練習試合の送迎のために、最低7人乗りの車を、言外に求められるからだ。
言外にとは、車の定員が少ないと、母親が先輩ママから嫌味を言われ、母親は夫にそれを訴え、買い換えないと(主に自分と)子供の立場が悪くなると憤り、夫はしぶしぶ欲しい車を諦めて…という流れである。
だが、町にはそうして選ばれたワンボックスカーが溢れ、駐車場で自分の車がわからない、なんてこともしばしば。
実用に傾くのは、この不況下では致し方ないとしても、デートの為の車、運転自体を楽しむ為の車が減っているのは悲しい。
だが、そこへきて、新86のヒット。
そして、それに続くスープラ。
『カッコイイ車』の時代がまた来るのかと、期待してもいいのだろうか…。
17年ぶり復活、トヨタ スープラ新型が世界初披露…2Lターボ車も
トヨタ自動車は1月14日(米国東部時間)、17年ぶりの復活となる新型『スープラ』を「デトロイトモーターショー2019」にて世界初披露した。
日本での発売は2019年春頃を予定しているが、価格は未定。発表に合わせて公開されたエンジン展開、日本仕様の写真を紹介する。
◾︎「86」より短いボディ、低い重心
新型スープラは、TOYOTA GAZOO Racing が展開するスポーツカーシリーズ「GR」初のグローバルモデル。
2007年のニュルブルクリンク24時間耐久レース初参戦以来、TOYOTA GAZOO Racing がモータースポーツを通じて蓄積してきた知見やノウハウを注ぎ込み、「GR SUPRA」として新たに誕生した。車体をBMWのオープンカー『Z4』と共有していることでも話題となっている。
新型スープラは、卓越したハンドリングや安定したコーナリング姿勢を実現するため、「ホイールベース」「トレッド」「重心高」の3要素を最重要ファクターと捉え、ピュアスポーツカーとしての理想を追求した。
◾︎トヨタスポーツカーの伝統を継承
デザインコンセプトは「Condensed(凝縮された) Extreme(過激な) L6 FR “TOYOTA" Sports」。
エクステリアでは、ショートホイールベースと大径タイヤによる、タイヤの存在を強調するサイドビューパッケージや、2シーターらしいタイトなキャビンとワイドトレッドからなるスーパーワイドスタンス、直6・FRモデルらしいロングノーズショートキャビンシルエットなどが特徴だ。
また、空気抵抗低減に寄与するダブルバブルルーフや、ランプを車両内側に寄せることでフェンダーのボリュームを豊かに見せ、凝縮したボディデザインとする手法など、かつて『トヨタ2000GT』なども採用した、トヨタスポーツカーの伝統を継承している。
チーフエンジニアの多田哲哉氏は、
「走る楽しさを極めたピュアスポーツカーを追求しました。
馬力やサーキットのラップタイムのような数値だけを追い求めるのではなく、いかにドライバーが車両と一体となって運転する楽しさを感じられるか、という感性性能を重視しています」
と語っている。
車を持つ事自体が、憧れだった頃。
燃費や容量よりも、カッコよさや楽しさが重視された頃。
2000GTというフレーズにワクワクする世代や、ゲームやアニメにしかないような旧車に憧れる少年が欲しがる車を、トヨタがまた作ろうとしている。
他社にも続いて欲しいが、さて、どうなるか…。
上原多香子の夫コウカズヤ「自殺するような子供になったら親の責任」とツイート! 上原の前夫は自死ですが?
「うっかり」ほど、本音が滲むものはない。
はじまりは炎上あるある
「SPEED」の上原多香子(36)が昨年9月に再婚した夫で、劇団「Buzz Fest Theater」に所属する劇作家・演出家のコウカズヤ氏(41)が15日、自身のツイッターを更新し、「今後は何を言われても貝にならせてもらいます」と表明した。
コウ氏は特定のフォロワーしか読むことができない上原のツイッターがネット記事化されたことを受け、14日に
「鍵アカウントにして、特定の人にしか見れないはずのうちの嫁のツイートが、週刊誌のネットニュースに晒されて、また蚊の大群がウジャウジャ湧いてきました。鬱陶しい。実に鬱陶しい」
とツイート。さらに
「匿名の方のコメントには、屁でしか返しませんので」
とつぶやき、フォロワーとリプライの応酬を繰り広げていた。
そして一夜明け
「実体のない匿名の方々と一瞬でも向き合ってしまった僕がいけなかった。思った以上に面倒くさいことになってしまい、僕の周りに多大なるご迷惑をかけてしまった。今は自分が子供だったと反省しております。もう二度とみなさんとは向き合わないので、今後は何を言われても貝にならせてもらいます」
とツイート。
(引用元 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190515-00000034-sph-ent)
Twitterユーザーが貝になるのは、なかなか難しいことなのだが、ここまではまあ、よくある話だ。
当事者である上原が騒ぎ立てない案件でイキってしまったのは、『俺の嫁』『俺が守る』アピールに見えるが、それだけならまだよかった。
だが、その『俺が守る』部分がポーズだけであることを、その後、露呈してしまった。
妻の夫が自死していながら…
また一般フォロワーとのやり取りで
「自殺するような子供になったら親の責任」
などと返した自身のリプライの画像を添付し、
「これだけは保身のために言わせてもらいます。自殺が全て、親の責任とは一切思っておりません。もしも僕自身の子供が自殺をしたら、僕は親である自分自身の責任だと思うということです。あくまでも自分の子供限定です。話の流れをすっ飛ばして、一部分だけ切り取って解釈しないでいただきたいです」
と記していた。
(引用元 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190515-00000034-sph-ent)
上原は、前の夫でミュージシャンのET―KING・TENNさん(享年35)を、2014年に自死により亡くしている。
車内で首を吊っており、遺書には、現夫以外との男性との不貞をほのめかす文章もあった。
『多香子へ/ありがとう そして さようなら/子供が出来ない体でごめんね/本当に本当にごめんなさい。/幸せだった分だけ、未来が怖いから 何も無さそうだから/許してください。/僕の分まで幸せになってください。/きっと阿部力となら乗りこえられると思います。/次は裏切ったらあかんよ。お酒は少しひかえないとあかんよ。/嘘はついたらあかんよ。/多分、僕の事を恨むでしょう? でもいつかは許してくださいね/最後はいろいろと重荷になるけど…ごめんなさい。/これが、未来を考えた時の僕のベストです。ワガママを許してください。/いつか忘れる日が来るよ。きっと大丈夫 今から大変だろうけど/がんばって トントンとお幸せに/車は開けないで 警察を呼んでください。』
(引用元 https://www.news-postseven.com/archives/20170809_603421.html?DETAIL)
それからわずか4年後の、2018年10月に、コウカズヤと再婚した上原多香子。
阿部力?トントン?とはどうなった?とツッコミたくなるが、それでもやはり、前夫を自死で亡くした女性を妻にしながら「自殺は親のせい」はダメだろう。妻の『心』も守ろうと思っていたら、出てこない言葉だ。
亡くなったTENNさんのご両親にしてみたら、
『嫁の不倫で息子を亡くし、その嫁は、息子を犠牲にしてまで交際した男と別れて、再婚した相手の男は、息子の自殺を私達親の責任と断ずるような男で…』
最悪に最悪を上塗りしたような最悪さである。
「自分が子供だったと反省」する、41歳の男。イタイ。
子供だったからやっちゃった☆で済ませようという男性が劇作家で演出家なら、その舞台は、さぞ面白いことだろう。
色々な意味で。
『渋谷スクランブル交差点×ベッド=書類送検』のユーチューバーは誰?
『面白い動画でバズりたい』という欲は、一度バズった経験がある人ほど、強くなるのかもしれない。
だが、それで常軌を逸するには、少々大人すぎやしないか?と、思ってしまった…。
交差点にベッドで書類送検
東京・渋谷駅前のスクランブル交差点にベッドを運び込んで寝そべる動画が動画投稿サイト「ユーチューブ」に投稿された問題で、警視庁渋谷署は13日、都内の会社役員でユーチューバーの男(27)ら男女7人を道交法違反(道路での禁止行為)容疑で東京地検に書類送検した。
渋谷署幹部によると、7人は3月27日夕、男性が寝そべるベッドをスクランブル交差点の真ん中付近に運び入れ、歩行者の通行を妨害した疑い。信号が赤に切り替わる前に戻ろうとしたが、転倒して布団が路上に散乱するなどした。調べに対し、会社役員の男は「面白い動画を撮りたかった」と容疑を認めている。
(引用元 https://www.yomiuri.co.jp/national/20190513-OYT1T50091/)
『渋谷駅前のスクランブル交差点にベッドを運び込んで寝そべる動画』が面白いと思って撮影してしまう男が、『都内の会社役員』とは…。
どんな会社で、どんな事業をしているのか、気になるところである。
特定したという情報はあるが、確証がないのでここには書かない……が、被害者はすぐに実名報道されるのに、職業がユーチューバーだと、実名は伏せられるらしい。
便利だなユーチューバー。でもそれ職業?
問題の動画
そんなわけで、人生だの社名だの、社員(いれば)の生活だのを賭けてまで撮られた動画は、3月28日に「スクランブル交差点にガチベッドで寝てみた」というタイトルで公開された。
渋谷スクランブル交差点にベッド 男ら7人書類送検(19/05/13) - YouTube
「面白いと思って」撮られたようだが……面白いか……?
ジョー氏が寝ているベッドを、青信号の間に4人で持ち上げ、スクランブル交差点の中央に設置。
周囲に人だかりができ、スマフォを向けて撮影する人が出るが、信号が赤に切り替わるタイミングで撤収。だが、ベッドを持ち上げる一人がバランスを崩し、ジョー氏が転げ落ち……。
面白いか?
投稿したのは…
この動画を投稿した、ユーチューバー『ジョーブログ』のジョー氏は、チャンネルの登録者数は130万を超える、人気配信者だ。
事件後の4月22日、ジョー氏は謝罪動画を投稿し、前出の動画の件で、警察に出頭したことを報告した。
「心配かけて申し訳ありませんでした」
と言いながら、
「それでも尖ってぶっ飛んだことをまだまだやっていきたい」
「物議を醸すような動画は今後も上げていくと思う」
とコメントしていたが、スクランブル交差点での動画がぶっ飛んでいたかと聞かれると、疑問が残る。
ネタ切れからの奇行か?
ジョーブログを見ていただき人なら、彼の動画の質の低下、人気の降下を感じていたのではなかろうか。
「チャレンジすること”をテーマにさまざまな動画を配信している」
と自らの活動を紹介する彼は、これまで、
・米大陸横断
・南米縦断
・アマゾンイカダ下り
・スラム街潜入
・麻薬密売組織潜入
・右翼街宣車に突撃
など、悪ふざけの動画を挟みながらも、世界のディープな映像を公開していた。
国内でも、2017年5月には、AbemaTV1周年の企画『亀田興毅に勝ったら1000万円』オーディションで、3000人の応募者の中から挑戦者として選ばれ対決。3回TKO負けではあったが、亀田の手加減を差し引いても十分な奮闘を見せ、その後、亀田の指導によりプロテストにも合格。
2018年元日にデビュー戦を果たし、判定勝ち後に引退という、ネタとしてはこれもまた十分な活躍を見せていた。
それが、渋谷にベッドで書類送検。
27歳の尖り方としては、なんだかもの哀しい。
年齢的に、体力的に、何か、限界じみたものを感じる。
これが京都大学の学生だったり、10代のウェイ系少年だったりしたら、若気の至りな黒歴史で済むかもしれないが、27歳でこれは痛い。イタイ。激痛だ。
それもネタにして、ネットには返り咲けても、社会には返り咲けないだろう。
どうなる27歳……。
大津の事故現場で行われた『トリアージ』とは?
大津事故 2台ともブレーキ形跡なし
大津市で8日に車が保育園児の列に突っ込み園児ら16人が死傷した事故で、右折中に対向車と衝突した乗用車の女(52)=自動車運転処罰法違反(過失傷害)で逮捕=は、衝突まで対向車の存在に気づいていなかった可能性が高いことが、大津署への取材で9日分かった。同署は、女が前方を確認しないまま右折したとみて、ドライブレコーダーの映像などから裏付けを進める。
同署の説明では、乗用車の女は、調べに「衝突音で事故に気づいた」という趣旨の話をしており、前方をほぼ確認していなかったとみられる。現場には乗用車、軽乗用車ともに衝突直前にブレーキを踏んだ形跡がなかったという。
事故は8日午前10時15分ごろ、大津市大萱6丁目の丁字路で発生。右折中の乗用車と直進の軽乗用車が衝突し、はずみで軽乗用車が歩道で信号待ちをしていた園児らの列に突っ込んだ。2歳の男児と女児が死亡し、2歳の男児が意識不明の重体となっている。他に園児10人と保育士3人が重軽傷を負った。
(引用元 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190509-00000016-kyt-l25)
どちらもブレーキを踏んでいないというのは、ちょっと考えられない。年齢や反射神経を言い訳にするのなら、運転していい人間ではないし、見ていなかったと言うのなら、車が凶器であるという意識が薄すぎる。
広がる波紋
この事故では、
・池袋の暴走事故とは違う、即時逮捕。
・ストリートビューに写った、お散歩の様子。
・記者会見で園長を責める記者への批判。
・保育園の先生に感謝するTwitterのハッシュタグ『#保育園の先生ありがとう』
多くが話題になっている。
中でも、負傷者が多数出た時に、処置や搬送の優先順位を決め、色分けしたタグを付ける『トリアージ』の様子がテレビに流れたことは、それほどの事故だったのかと、それを知る人達に衝撃を与えた。
このトリアージとは、具体的にどういったものなのだろうか。
トリアージとは
トリアージとは、患者の重症度に基づいて、治療の優先度を決定して選別を行うこと。語源は「選別」を意味するフランス語の「triage」。
医療体制・設備を考慮しつつ、傷病者の重症度と緊急度によって分別し、治療や搬送先の順位を決定するもの。
症状によって色が違うタグを付けることで、救命スタッフの状況把握を補助する。
日本では、阪神・淡路大震災以後知られるようになった。
平時なら最大限の救命処置の結果、救命でき社会復帰できるような傷病者も、人材・資材が相対的に著しく不足する状況では、全く処置されず結果的に死亡する場合がある。
助かる見込みのない患者や、軽傷の患者よりも、処置を施すことで命を救える患者を優先するという方針がベースにある為、しばしば批判もされる。もあることが特徴。
具体的な色分けは
日本では大まかに、
・総傷病者数
・医療機関の許容量
・搬送能力
・重症度・予後
・現場での応急処置
・治療に要するまでの時間
以上の要件で判定される。
START法での診断によれば、
(クラッシュ症候群を前提とする場合は、判定の最上位に『2時間以上挟まれていたか?』を加える)
①歩けるか?
歩ける→緑→状態の悪化がないか絶えず観察
歩けない→下へ
②呼吸をしているか?
気道確保をしても、呼吸がない→黒
気道確保がなければ呼吸できない→赤
気道確保がなくとも呼吸できる→下へ
③呼吸数はどうか?
頻呼吸(30回/分以上)もしくは徐呼吸(10回/分未満)→赤
10〜29回/分→下へ
(なお、災害医療においては、所要時間短縮のため、6秒間で呼吸数を計る。)
④循環状態はどうか?
現在では循環を爪床圧迫法から橈骨動脈触知に変更したSTART変法が主として用いられている。[9]
橈骨動脈を触知できない→赤
橈骨動脈を触知できる→下へ
※ショック状態が疑われる場合(脈が弱く速い、皮膚が冷たく湿っているなど)は赤を選択する。
爪床圧迫法、CRT(毛細血管再充満時間(英語版))の場合。
CRTが2秒以上である→赤
CRTが2秒未満である→下へ
⑤意識レベルはどうか?
簡単な指示(例:「手を握ってください(ただ手を握らせるのではなく、きちんと離すことが出来るか確かめる)」「誕生日を言ってください」など)に従えるかどうかによって判定する。
応えない→赤
応える→黄
小規模の災害なら赤になる例でもSTART法では黒になってしまう事が多くなるが、これは(現場に混乱を来してしまうほどの)大規模災害のために考え出されたものである。
また、この方式は腹膜刺激症状やクラッシュ症候群などの病態を無視しており、追って詳細な状態観察とトリアージが継続されることを前提としている。
(参考元 https://ja.m.wikipedia.org/wiki/トリアージ)
これを、幼稚園の子供に行う。
2歳や3歳に、黒や、赤のタグを……。
救急の人達も、やりきれないだろう。
人を救いたくて、その仕事を選んだのにと、思い悩まなければ良いが……。
パリの治安は区で違う? ノミ大繁殖で閉鎖の警察署は、最も危険な19区!
このニュース、新手のテロかと思った…。
パリの警察署、ノミの繁殖で閉鎖!
フランス・パリ北東部の警察署でノミが大量に繁殖して職務が遂行できなくなり、一時的に閉鎖される事態になった。
ノミが繁殖したのはフランスの19区にある警察署。5日に人員が退避して、入り口前に「通知があるまで閉鎖」の告知が張り出された。
警察組合のツイートによると、同署は数日前からノミの襲来を受けて「耐えがたい職場環境」になっていたといい、「(害虫駆除)会社の介入にもかかわらず、現場の完全な消毒が実行されなかったために問題が続いた。数人の警官が何カ所もノミに刺されて治療を受けた」としている。
さらに、「一部の害虫は家庭にも持ち込まれたらしく、警官の家族も被害に遭っている」という。地元メディアは、警官数人の子どもがノミに刺されていると伝えた。
組合幹部がCNNに語ったところでは、ノミは同署で勾留されたり事情聴取を受けた人物から広まったと思われる。1週間前に行われた害虫駆除は、建物全体や車などの徹底した消毒が行われなかったために、ほとんど役に立たなかったという。
組合が求めている警察署全体の完全な消毒には、最低でも丸2日かかる見通し。
地元メディアによれば、この警察署では2017年にも、シラミとノミが大繁殖して警官らが避難を強いられる騒ぎが起きていた。
(引用元 https://www.cnn.co.jp/fringe/35136569.html 以下、斜体部分も同様)
シラミやノミが人に宿るというのは、なかなか不安な衛生観念である。
パリの治安は、今、どうなのだろう…。
パリの治安マップ
こちらのサイトに、パリの治安についてが詳しく書かれており、治安マップがあったので確認してみる。
【2017年度版】パリの地区別危険度が一目で分かる治安マップを公開。治安の良い・悪いエリアを知りパリ旅行のホテル選びや旅行プラン作りの参考にしてください。 | 坂男
パリ在住者の方が作ったもので、パリ政治学院の都市政策を学びつつ、観光地だけでなく、貧困地区や高級住宅地区にも足を運び、実地調査を行なったもの。ゼミ内での研究時に扱った統計資料、特にZUS(Zone Urbaine Sensible : 都市内における緊張地区)を元に作った為、情報の精度には自信がある──とのこと。
他にもいくつか資料を見たが、確かにこの方のサイトが一番信頼できそうなので、ここを基準に考えてみると、今回ノミが大発生した地区は『パリ 北東部 19区』ということになるのだろうか。
だとすれば危険度は『赤』。
『特別な用事がない限り避けるべきパリ北東部の18区、19区、20区』に含まれ、
『不良集団の島争いが今でも起きている地域で、大通りから外れた路地裏など土地勘がないために彼らのテリトリーに入ってしまう可能性もあるので初めての観光にはおすすめしません。』
『個人的な経験だと、18区ではエオル公園で公園の景色を撮っている時に絡まれたり唾を吐かれたり、19区では公道を占拠する暴走族に会ったり、20区ではベルヴィル公園出口付近にたまる不良集団と遭遇したりと、どの区でも何かしらのヒヤッとする経験をしています。』
とある。
そういう人達が警察署に連行され、ノミを置いて帰り……ということになるのだろうか。
パリの安全な所は?
魅力的な観光地が多いパリだが、残念ながら、名所付近は観光客狙いのならず者が多く、注意が必要とのこと。
物乞いならまだマシで、子供のスリや、アンケートや宗教勧誘に見せかけたスリも多いので要注意。
逆に、観光客よりも地元の人達が過ごすような、リュクサンブール公園、モンソー公園、モンスリ公園などは治安がいい。
華々しさよりもゆったりと過ごしたければ、そういう所で過ごした方がいいかもしれない。
【ネタバレなし】名探偵ピカチュウを観たら、渡辺謙が出てきた話。竹内涼真は男子の夢を叶え…
※この記事に、本編に関わるネタバレはありません。
さっき観てきた。
予備知識なし&期待なしで観たら、結構……いや、かなり楽しかった。
面白いというよりも、楽しいって感じ。
あの街に住みたいですわ……。
親子で安心して観られる映画
ポケモンなので、当然ファミリー映画。エロなしグロなしの安心できる映画だったが、過度に子供すぎず、ちょうどいいストーリーだった。
映像もかなり作り込まれていて、心配していたポケモン達の質感も、リアルすぎず、CGっぽすぎず。声が聞こえるのがおもしろくて、もしいたら、こんな感じか…と、イメージすることができた。
人間と共存しているポケモン達の『していること』も自然で、そんな中に、グッズとして置かれたり、ポスターとして貼られたりしている物が、ゲームやアニメ的なグラフィックなことにも違和感がない。
上手く作ったなあ、というのが、率直な感想だ。
私のポケモン歴は、ポケモンGOと、アニメのXY程度。それでも十分楽しめたが、映画にDSにと嗜んでいる姪は、もっと発見が多かったようだし、ひとりで来ている大人も多かった。
渡辺謙が、わりとメインなキャラとして、セリフも多めに出ていたのだが、もっと驚きだったのは、竹内涼真……。
声だけでなく、あんなシーンに出演できたのは、彼自身嬉しい&楽しかったのでは……というか、
もうこれ、全男子の夢、叶えちゃっただろ!
的な……。
本日公開!
ついに本日5月3日(金・祝)に世界に先駆けて公開された『名探偵ピカチュウ』。
「ポケットモンスター」の初のハリウッド実写映画となる本作で、俳優の西島秀俊が名探偵ピカチュウの日本語吹き替えを務めていることが明らかになった。
見た目はもふもふ、時々しわしわ、“中身はおっさん”の名探偵ピカチュウの声を『デッドプール』でお馴染みのライアン・レイノルズが務めていることが話題を集めていた本作。
これまで主人公ティム役の竹内涼真、ルーシー役の飯豊まりえのみが発表されていたが、本日行われた初日舞台挨拶にて、西島さんがその吹き替えを担当していることがサプライズ発表された。
これに対し、Twitter上には驚きとともに
「楽しみ」
「絶対好き…」
「ペンギンハイウェイの時めっちゃよかったから期待しとく」
といった声が続々と寄せられている。
原作のゲームでは大川透、『デッドプール』の吹き替えでは加瀬康之が知られているだけに、ファンからは不安の声も小さくはないが、早くも劇場で日本語吹き替え版を鑑賞した方からは、
「1ミリも違和感なかったです。 西島秀俊さん(大川さん、加瀬さんじゃなかった)ですが、問題ありませんでした。むしろハマってます」
「怒ったり猫被ったり、拗ねたりなどの様々な演技を巧みに使い分けていておっさんピカチュウ可愛い」
といった声が。
「かわいすぎかよ~シロさんでピカチュウってすごすぎないかよ~振り幅~」
「倉木がピカチュウになったかわいいMOZUじゃん…」
と、最近さらに役柄の幅を広げた西島さんの新たな挑戦を喜ぶコメントも多々。
合わせて、中博史、三木眞一郎、林原めぐみ、犬山イヌコほか、三宅健太、石川界人、さらにティムの友人・ジャック役に梶裕貴、ミュウツーの声に山寺宏一/木下紗華と豪華声優陣が名を連ねており、「吹替版惹かれる~」
「(字幕と)二回見るしか」
といった声も。なお、ヨシダ警部補役の渡辺謙の声は渡辺さん自身が務めている。
映画についても、
「ピカチュウ超可愛かった」
「ピカチュウの顔ばっかり見てた」
といったピカチュウのかわいさはもちろん、
「名探偵ピカチュウ凄い…凄いちゃんとしてた」
「アラサーポケモン世代としてはかなり高まる」
「随所に原典リスペクトや目配せが多い」
など、その映像や物語なども好評を得ている様子だ。
(引用元 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190503-00000007-cine-movi)
マーベル映画のオープニング的な映像が、エンディングで観られたのもよかった。
国民的コンテンツとして、GW終盤で暇になったご家族には、安心してオススメできる。
ピカチュウが可愛いのは当然だとして、街にいろんなのがちょこちょこしてんのはいいね……
いいわぁ……