だから日本の少子化は進む!熊田曜子がショックを受けた、象徴的な出来事。
今回の熊田曜子の件が、日本の育児事情を象徴しているように思える。
熊田曜子 3人育児で児童館断られ「まさか」
3児のママであるタレント・熊田曜子(36)が4日、ブログを更新。5歳、3歳、4カ月の女の子3人がいるが、この日、墨田区の児童館に連れていったところ、厳格なルールで断られ、中に入れず、ショックを受けたことを明かした。
雨が降っていたため、子供3人と墨田区の東向島児童館分館へ行った熊田。この児童館は時間制で、事前チケットを取るシステムで、順番がきて中に入ろうとしたところ、入り口にいるスタッフから
「お子さんは3人ですか?大人1名につき、子供2名までなのでは入れません」
と断られたという。
熊田は「予想外の出来事に私はキョトン」と驚き、
「まさかと思い『5歳、3歳、4ヶ月の子供がいて、今日は私1人なのですが・・・』と伝えると『大人1人につき子供2人なので、申し訳ありません』と入室許可が出ませんでした」
とやりとりを詳細に明かした。
遊ぶ気マンマンだった子供たちも訳が分からない様子で、3歳の次女は「遊びたいー」と怒り初めてしまったという。
熊田は
「私が4ヶ月の赤ちゃんをずっと抱っこ紐で抱っこをしていているので、抱っこしながら上の子達をみるのはどうですか?」
などと粘って交渉してみたが、別の係員がやってきて
「ダメです」
と断られたという。
「まさか、そんな決まりがあったなんて」
「まさか児童館に入れなくなるとは思ってもみませんでした」
とつづり、
「これからは初めての児童館に行く時も事前に大人1人で子供3人連れでもOKかどうか確認するべきですね」
と自分に言い聞かせるように記していた。
(引用元 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181104-00000142-dal-spo)
私の主観だが、これは「調べてから行けばいいのに」とは、簡単には言えない事案だ。
3人兄弟は、わりといる。
住んでいる場所にもよるが、私の周りには、3人兄弟はわりと多い。
2人は、よくいる。
3人も、たまにいる。
1人が、一番少ない。
4人以上は、おお!頑張ったね!となる。
そんな感じだ。
だから、と言うのは乱暴かもしれないが、子供を受け入れるサービスを行なう事業者は、3人までは普通に想定しておいた方がいい気がする。
目や手が足りなくなり、保護者1人当たりに対する、子供の上限人数が必要なのはわかる。
上限を設ける理由に、子供を遊ばせ放置して、おしゃべりに夢中な母親の姿の姿があるのもわかる。
だが、せめて、
『保護者1人につき子供2人まで。ただし、抱っこ紐に入れている乳幼児はノーカウント』と、できないだろうか。
抱っこの子が、降りて遊べるようになる頃には、一番上の子が、児童館に来ない年齢になっていたり、一番下の子の世話をできるようになっていたりする。
子供を排除する街の未来
そういう背景を見られないまま、ただルールに従って人数で切るのなら、そのルールを変える努力をするべきだ。
連れて来られる子供の、人数の上限を増やす。
施設は、それにより、収入が上がる。
その利益で、もう一人、スタッフを増やす。
そんなに簡単じゃない、という声が聞こえそうだが、簡単じゃなくても、やるべきだ。
子供を冷遇された親が、その土地を離れたらどうなるか。
港区では、児童相談所を作るな、保育園を作るなと大騒ぎだが、彼らは10年後、20年後に、どうなるか。
納税者が減る。
行政が機能しなくなり、都市の機能が鈍くなる。
そんな事は、考えなくてもわかるはずだが。
子供を排除しようと叫んでいるのは、その子供達が成人する頃には、あの世に転居している人達なのだろうか。
だとしたら無責任な話だし、騒ぐ割が語る街への思いなんて、地価が基準の薄っぺらいものだ。愛着も何もない。
自分がいる間だけキラキラして、後は廃れていいですよ、というのが彼らの街への愛情なら、そんな街には誰も住まなくなると思うのだが。