星乃珈琲店、コメダ珈琲店、けやきの森珈琲店、一番おいしいのは? 人気の理由は?
そんな感じの使い分けをしている。
行列もできる「星乃珈琲店」、人気の秘密は居心地の良さと窯焼きスフレ
「店内はレトロな装飾で、椅子やテーブルもゆったり。居心地がいい空間にこだわった喫茶店チェーンと言えるでしょう。
セルフ式のカフェチェーンの場合は、回転率を上げることを意識した店舗も多いのですが、星乃珈琲店の場合は、むしろ長居ができることを前提とした店作りとなっています。
そのせいもあってか、休日の午後は入店待ちの行列ができていることも珍しくありません」
(引用元 https://www.moneypost.jp/498131)
長居といっても、テーブルにコンセントを備えたような、サラリーマンやノマドワーカー向けとは異なる。
落ち着いて話せるボックス席が並ぶ空間。
レザーなのにフカフカな、ゆったりと座れるソファーなどの、レトロ調の家具でまとめられた空間。
『星乃珈琲店』の店内には、概ねこの2タイプのエリアがある。話したければボックスへ、ゆったりと読書などをしたければレトロな部屋へ。そんなところだろうか。
近所に星乃珈琲店ができるまでは『コメダ珈琲店』に通っていたものだが、星乃ができてからは、コメダと併用するようになった。
だがそこに、すかいらーくグループの高級ライン『むさしの森珈琲』が参入してきたから、チェーンの珈琲店は、今まさに群雄割拠……なのだろうか。
星乃珈琲店のコーヒーは「星乃ブレンド」、「彦星ブレンド」「織姫ブレンド」(各420円、税別、三軒茶屋店での価格、以下同)の3種類が基本となっている。いずれもハンドドリップで丁寧に淹れられる。
「コーヒーへのこだわりはかなり強いと思います。でも、だからといって“マニア向け”というわけでもなく、多くの人に愛されるとてもポピュラーなコーヒーです。
2杯目以降は半額となるのもうれしいところで、思わずおかわりをする人も多いようです」
(引用元 https://www.moneypost.jp/498131)
価格が同じくらいなら、差をつけるものは何なのか……。
星乃? コメダ? けやきの森?
あくまでも、この価格帯のコーヒーの中での比較だが。
単純に味で比べるのなら、私の中では、僅差で『コメダ > 星乃 > ・・・・むさしの森』といった感じだ。
コーヒーを豆から扱い慣れているコメダ珈琲店は、やはりうまい。間違いない。
ホットでもアイスでも、サンドイッチでもなんでもだ。スタンダードのど真ん中を貫いている。
対する星乃は、ドトールではマシンで淹れているコーヒーの、ハンドドリップを始めた。こちらもうまい。
以前、ドトールの社長の話を聞いた時に、ホットドッグのパンやソーセージは、自らが何十種類も食べ比べて、安全な素材と確かな味のものを選んだと言っていた。
知人の女性は妊娠中、添加物や安いバターやイーストの匂いで吐くようになっていたが、ドトールのホットドッグだけは食べることができた、と言っていた。
そのこだわり方で、コーヒーの豆も選んでいるのなら、うまいのも頷ける。コメダを上にしたのは、単純に私が飲み慣れているから、というだけかもしれない。非常に悩ましい…。
この2店舗の前では、けやきの森は分が悪い。
すかいらーくグループには世話になっているが、そこはかとないファミレス感が抜けきれない…というか、どうしても『安く早く』のイメージが付きまとってしまうし、実際、そうなのかもしれない。
ただ、ファミレスに集う客層が、子供を置いてゆっくり来るタイプの所だ。たくさん話したければ、こちらもいいかもしれない。
いずれにしても、手軽においしいコーヒーを飲める所が増えるのは嬉しい。
何を飲んでも、私にとっての初めてのコーヒー『国立の邪宗門のウィンナコーヒー』を超えるものがないのはわかっているが、新しい店ができると、近い味を求めて吸い込まれてしまう…。