年収2000万のイケメンユーチューバー『AAAjoken toys』大麻で逮捕の罪深さ。
『AAAjoken toys(トリプルエー ジョーケン トイズ)』と聞いてわからなくても、
「アンパンマンのおもちゃや、知育系のおもちゃやお菓子を紹介しているイケメンユーチューバー」
と聞けば、わかるお母さんも多いはずだ。
音楽も話し方もほのぼのしていて、海外にファンも多い。
大麻なんかで逮捕されてはいけないタイプのユーチューバーだ。
乾燥大麻31グラムを所持
1月21日、愛知県豊田市内の集合住宅の駐車場で、乾燥大麻31グラムを所持していた疑いで逮捕された自営業の城ノ下航容疑者(33)。
城ノ下容疑者は容疑を否認しているというが、実は城ノ下容疑者、「AAAjoken toys」のチャンネル名で活動している「超人気ユーチューバー」だった。
チャンネル登録者数は約330万人。紅白出場を果たした歌手の「米津玄師」のチャンネルよりも登録者数が多く、日本人のユーチューバーのなかではトップ10に近い数字だ。
今回、城ノ下容疑者が逮捕時に所持していた乾燥大麻は31グラムだが、その末端価格は約18万6000円だという。城ノ下容疑者は自営業なので、「ユーチューバ―活動」が大麻を購入する資金源になっていた可能性が高い。
(引用元 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190124-00010004-flash-ent)
ここでひとつ疑問が。
小学生男子の『なりたい職業1位』のユーチューバーだが、彼は本当に、自営業を名乗って大麻を買えるほど、稼げていたのだろうか。
『HIKAKIN』や『はじめしゃちょー』クラスの人達の収入だけが抜きんでていて、次点のユーチューバーとの間には、相当開きがあるイメージなのだが…。
ユーチューバーとしての広告収入
ユーチューバーなどの広告収入を推定するサイト「SOCIALBLADE」によれば、「AAAjoken toys」の推定月収は約1万8000ドル~29万ドルとのこと。
1ドル110円で換算すると、約198万円~3190万円になる。つまりは、最低でも年収2000万、最高で年収4億円近くになるのだ。
(引用元 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190124-00010004-flash-ent)
年収2000万の動画とは、どんなものだろう…と、検索してみたが、再生するのはやめた。
彼の動画を再生する際、併せて広告も再生されれば、広告収入と動画再生回数による収入の両方が、彼の収入となる。
そしてそれは、彼が再び大麻なり違法薬物なりに手を伸ばす時の、資金になってしまうかもしれない。
謝罪動画やアカウント削除は?
ユーチューバーに限らず、何かしら世を騒がせると、SNSだの動画だので謝罪する不思議なご時世だが、今回の件で彼のYouTubeのアカウントは、どのように扱われるのだろうか。
この記事を書いている2019年1月24日17:30現在、『AAAjoken toys』のアカウントから投稿されている動画は、視聴可能になっている。
また、そんな彼の逮捕報道に乗っかって再生回数を伸ばそうとする別のユーチューバーも、『AAAjoken toysは悪くない!』なんて動画もアップされている。
彼は年末、『2018年にオススメしたい子供のクリスマスプレゼント』なんてリストで、おもちゃを紹介していたが、それも大麻を買う資金を稼ぐために流された動画だったのだろうか。
子供、しかも小さい子ほど、気に入った動画を繰り返し見るし、子供のお気に入りの動画と同じおもちゃを買ってあげる親も、当然いただろう。
そうして、自社のサービスを大麻購入の資金稼ぎに悪用されたYouTube、Googleは、今後彼をどう扱うのだろうか。
「サービスを悪用されて、うちだって被害者なんです」
……なんてことを言い出したら、本当に『誰でも』ユーチューバーになって稼げる時代が来ていると受け止めて、もっと悪い奴が参入してくると思うのだが……。