ハロウィンコスチューム回収ボックス登場!
思いつきはしなかったが、言われてみれば「そうだよな」。
こういう所に気づくセンスが、ビジネスにおいてもプライベートにおいても、勝敗を分けると思う。
ハロウィンのゴミに立ち向かう
ハロウィン本番は今、渋谷はどうなっているのだろうか。
祭りは先週末から始まっており、ご存知の通り27日の夜から翌28日の朝にかけては、渋谷駅周辺では暴動のごとく、軽トラはひっくり返すわ、痴漢するわ盗撮するわで『修羅の国』と形容される騒ぎだった。
それに伴い、渋谷の街のゴミも、増加の一途を辿っており、夜の輝きが朝の光に剥がされる頃には、まあ惨憺たるものである。
だが、そこに立ち向かう英雄も、当然登場するわけで。
「法令を守るように」と嘆き訴える渋谷区長の期待に応え続けているのは、今年活動4年目の「ハロウィンごみゼロ大作戦in 渋谷」の実行委員会運営事務局。
そして、その母体となっているのが、株式会社グリーンアップルである。
ハロウィンごみゼロ大作戦in 渋谷
毎年、ハロウィンの当日や翌日に、黙々とゴミ拾いをするボランティアの個人や団体の活動が報道される。
きゃりーぱみゅぱみゅが、可愛いゴミ袋を配った年もあった。(そして、ゴミを拾わず、それを持ち帰り、コレクションする輩もいたが)
そんな中、「ハロウィンごみゼロ大作戦」では、
・ごみ拾いの道具の貸し出し
・ごみ箱の設置と回収
・着替えやメイクができるフィッティングルームの設置
これらの活動を通して、ボランティアと協力し、“ハロウィーンごみ”を減らす活動を続けている。
(以下、斜体部分は https://sp.fnn.jp/posts/00379311HDK より引用)
今年の渋谷の様子は?
「毎年、31日のハロウィーン当日以前からごみが増える傾向がありますが、今年も週末、特に27日は多かったです」
ごみゼロ大作戦を始めてから、ごみは減っている?
「毎年どれくらいの量のごみが発生しているか比較するデータはないのですが、“ハロウィーンごみ”が発生しないという年はないので、毎年の悩みになっています」
ハロウィーンで最も出るごみは何?
「飲み物の空き缶や空きビン、食べ物のごみなどです。
終了後には、着ていた衣装や被り物、小道具などをそのまま捨てていく方も多いです」
この衣装について、今年は新たな作戦を取るそうだ。
仮装グッズ、フリマで新対策
・今年の仮装グッズを、来年も使う人は少ない。
・帰り際に捨てていくパターンが多い。
今までの経験から、これらの傾向が見えてきた為、今年は、参加者から不要になった衣装を引き取るシステムを導入した。
衣装やグッズを「リユースボックス」に入れてもらい、集まったグッズをフリマアプリ「ラクマ」で販売し、その売り上げゆ、今後の渋谷の美化活動に利用する、というものだ。
リユースボックスはどんな運用になる?
「ボックス近くにはスタッフが常駐するため、普通のごみが誤って入ってしまう、ということはありません。
いらなくなった衣装や小道具などを持ってきていただければ、スタッフが「リユースできそうかどうか」を判断します。
衣装は一度クリーニングしてから販売するので、汚れがついていても簡単に落とせると判断した場合は回収させていただく場合があります。
リユースができない衣装や小道具に関してもスタッフが預かり、ごみとして処理します」
このリユースボックスは4カ所に設置され、今日、31日が初登場。
今日の利用状況で、来年用意する数や設置場所等のデータが取られるのだろう。
明日は清掃ボランティアが集結
明日、11月1日は、1000人以上が清掃ボランティアとして渋谷に集まる。
良いことではあるが、本当はボランティアを必要としないほど、参加者がマナーと節度を持って行動できるようになってほしい。
ハロウィンが、子供のイベントに戻れる日は、いつになるのだろうか。