ビジネスニュース斬り

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池井戸潤が池井戸作品を語る! 正直勘弁してほしいのは…

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 池井戸潤が描くストーリーを、大泉洋が演じるときたら、私にとっては、見ない理由がない。

 

7月、TBS日曜劇場でスタート!

 俳優大泉洋(45)が、作家池井戸潤氏(55)原作の連続ドラマに初挑戦する。7月スタートのTBS日曜劇場「ノーサイド(仮)」(後9・00)に主演することが決まった。

 「半沢直樹」「下町ロケット」などがヒットした池井戸作品。伝統ある日曜劇場で、新元号の最初の作品となる。原作小説はまだ発表されておらず、池井戸氏が現在執筆中。出世を絶たれた男と落ちぶれラガーマンたちの再起の戦いを描く。

 大泉が演じるのは大手製造メーカー中堅サラリーマンの君嶋。幹部候補だったが、上司に異を唱えたことで人生が一変。地方工場への左遷人事を受ける。そこで、同社ラグビー部のゼネラルマネジャーを兼務することに。

 かつての強豪も今は成績不振。ラグビーの知識も経験もない男が、チーム再建に挑む。

(引用元 https://www.google.co.jp/amp/s/news.nifty.com/amp/entame/showbizd/12278-194059/

 今回は、原作が未完成なところがいい。誰も結末を知らないというのが魅力的だ。

 放送終盤となる9月には、日本初開催のラグビーW杯も開幕。うまく被せてきた。

 だが、ここでひとつ疑問が。こんな計算尽くのタイミングの仕事を、企業の不正や中小企業の奮闘を描く池井戸潤が受けるということに、なんともいえない違和感があったのだ。

 なんというか……、この、ラグビー業界に媚びるような商業主義が、池井戸作品のイメージに合わないのだ。どうしたんだろう。

 

池井戸が語る『池井戸作品』

 義理、人情、根性、そして勧善懲悪。

 それが池井戸作品の軸だと思い、毎回、単純に楽しんでいたのだが。

 自分の作品が、そして自分自身が『弱者の味方』のよう持ち上げられることを一番嫌っていたのは、実は池井戸潤その人だった。

 2016年、『空飛ぶタイヤ』を放送していた頃のインタビューでは、このように話している。

 

記者「企業の闇や世の中のサラリーマンの闇を描いてくれて素晴らしい!」みたいに持ち上げられたりするのは...。

池井戸「正直、勘弁してほしいです。「中小企業を応援するコメントをくれ」と言われることがあるけど、僕が書いているのは、あくまで普通のエンターテイメント。

 僕が小説を書く目的は、読者に読んでもらうため。そして、売れるためには面白くなきゃいけない」

記者「あくまで職業作家、エンターテインメントとして...」

池井戸「職業作家ですからね。実は、「正義」とかあまり考えたことがないんです。「企業はこうあるべきだ」とも、実はそんなに思っていないし。

 もちろん「こういう事件はよくないよね」という道徳観はあるけど、それよりもはるかにエンターテインメントであることを目指しながら書いています。

 このお話も「こういう事件が起きないようにしよう」とか「不正が起きないようにしよう」とか、そういうことを言おうとしているわけじゃない。純粋にエンターテインメントとして楽しんでもらいたい。それが最優先で、最大の目的です。

 それで「すごく面白いな」と思ってもらえれば、それが一番うれしいかな。

(引用元 https://www.google.co.jp/amp/s/m.huffingtonpost.jp/amp/2018/06/29/jyun-ikeido_a_23470873/

 あれらの物語を作っている人は、実はこういう人だったのだ。

 持論を展開して、正義を振りかざすわけではなく、もっと自然な職業人。

 ただ、エンターテイメント性を追求したストーリーだとしても、インタビューで語った『「こういう事件はよくないよね」という道徳観』にブレがなく、多くの人が共感できるものだから、これだけの人気を誇っているのだろう。

 

 と、いうわけで、池井戸氏本人の、謙遜に満ちたニヒルでかっこいいインタビューを読んだ上で、私もブレずに、上映中の『七つの会議』を観に行くことにする。

 野村萬斎の悪い顔。こっちも絶対かっこいい。

【動画】沼津で発見された海底ハウスと、世界の海底ハウス。

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 こんなの、夢が膨らんじゃってしょーがない…。

【動画】海で生活「海底ハウス」 浴室・トイレ…今も残る夢の跡 静岡・沼津 - YouTube

 

海底ハウス発見!

 静岡県沼津市の内浦湾に1970年代にあった海底ハウスの上部構造が、湾内の水深18メートルの海底で見つかった。基礎部分から切り外され、魚礁として再利用されたとの情報はあったが、所在が分からなくなっていた。今では多くの魚がすみついていた。

 当時を知る人から聞き取るなどして湾内を探していた水族館「伊豆・三津シーパラダイス」のスタッフが今月、発見。内浦漁業協同組合の協力でシーパラダイスのスタッフ2人、現地ガイド、カメラマン、記者の5人で潜り、調査した。

 調査した日の水温は16度で透明度が高く、潜降を始めてすぐに大きな構造物が見えてきた。縦約4メートル、横約15メートル、高さ約3メートルの箱状をしている。

 下部は泥の海底に埋まりかけている。近づくと壁面に窓が並ぶ。写真で見た「海底ハウス歩号二世」に間違いない。さびてはいるが、当時の姿をそのままとどめている。表面をウミトサカやキサンゴが彩り、時の流れを感じさせられる。

 内部に入ると天窓から太陽光が差し込み、窓には海の青色が映る。ここから多くの人が海中の景観を楽しんだのだろう。クロホシイシモチやメバルの群れがすみつき、大きなマダイも目にした。

(引用元 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190218-00000008-asahi-soci 以下、斜体部分も同様)

 あらやだ楽しそう

 実験用のハウスが、今はお魚のおうちだなんて…!

 と、思ったのだが、この海底ハウスの実験が終了したのには、悲しい事故があったからだった。

 

ハウスからの帰路に…。

 海底ハウスを造ったのは愛媛県のミカン農家だった田中和栄(かずひで)氏(1940~2011)。

 1968年に同県の吉田湾に沈めた「海底ハウス歩号一世」で、7日間の海中生活実験に成功した。

 70年に一世を沼津に移設。74年にはさらに大型の二世を建設し、一般にも公開した。

 だが、76年、利用者がハウスからの帰路に死亡する事故があり、閉鎖された。

 ハウスでの事故による死亡ではなく、帰路の死亡。

 だったらいいじゃん…と思ってしまいがちだが、ハウスを作った田中さんは、責任を感じたのだろう。

 海底に住んでみたい!と考えて、私財で実行しちゃうような人だ。夢がある人なだけに、死者が出るような実験を続けることは、できなかったのかもしれない。

 すでに亡くなられているのが残念だが、夢の跡がお魚ハウスになっていることを、生きているうちに知ってほしかったなあ……。

 

世界の海底ハウス

 田中さんは、1968年の時点で、7日間の海底生活実験に成功している。

 それなら現代なら、もっと長期に渡る生活が可能になっているのではないか。

 そう考えて調べてみると、これが、結構あった。

 海底居住施設ブームのようなものが1960年代に起こり、各国で試験を開始。

フランス

ジャック=イヴ・クストー

『プレコンチナン計画』

神戸ポートアイランド博覧会にて海洋建築家ジャック・ルージュリー

『ガラテ』

アメリ

『SEALAB計画』

日本

『田中さんの海底ハウス歩号I世』

 

 だが、1970年代に入ると、

・建設費や維持費用が高い

・水深100m以下の海底に、目的とする調査研究の対象が少ない

・24時間体制で海上からの潜水支援がなければ居住が維持できない

・海中居住と海面から潜水、どちらも得られる成果もあまり変わらず、費用対効果が悪い

 これらを理由に、多くの計画が中止された。

 現在稼働中なのは、海洋開発としてではなく、宇宙飛行士の訓練施設としての、NASA極限環境ミッション用『アクエリアス』(フロリダ州キー・ラーゴ沖)くらいのようだ。

 実験施設としてではなく、単純な『夢の施設』として、いつか誰かが創ってくれるのを待ちたいが…。

今度は大戸屋で不適切動画。大戸屋からのコメントと対応は?

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  『くら寿司』が、ゴミ箱に一度入れた食材を拾ってまた使う従業員に対して、法的手段を取ると発表したばかりなのに、なぜまたやるのか、まったく理解ができない。

 

大戸屋でも不適切な動画

 相次ぐ従業員の不適切動画 「大戸屋」も謝罪

大戸屋ホールディングス」は16日、従業員による店内での不適切な行為の動画がネット上に掲載されたとして、公式ホームページ上で謝罪した。NHKニュースが報じた。

 マスクで顔を隠した人物がズボンを脱いだ状態で、お盆のようなもので下半身を隠しながらふざけている様子が映った動画で、撮影したとみられる人物の笑い声も入っているという。

 同社は、

「このたびの重大な事案を厳粛に受け止め、改めて指導を徹底し再発防止と信頼回復に努めてまいります」

と謝罪し、この動画の投稿者や関係する従業員については事実確認をした上で厳重に対処するとしている。

(引用元 https://search.yahoo.co.jp/amp/news.livedoor.com/lite/article_detail_amp/16032378/%3Fusqp%3Dmq331AQECAEoAQ%253D%253D

 動画のリンクを貼ろうと思ったが、再生回数が伸びるのも不愉快だし、何より、大戸屋が気の毒すぎるのでやめた。

 内容としては、グレイ型宇宙人のマスクをかぶり、同色のシャツを着、下半身を露出したり、丸いお盆で股間を隠して、芸人の『アキラ100%』のようにお盆をひっくり返したりしながら、小刻みにジャンプして奇声をあげている、というもの。

 撮影者らしき声も入っていたので、二人まとめて法的にも社会的にも処罰されてしまえばいいと思うわけだが……。

 

大戸屋 コメント全文

各位

 平素よりご愛顧くださいまして、誠にありがとうございます。

 当社の運営する店舗にて、従業員が不適切な行為を行っている動画が、インターネット へ投稿されていることが、本日お客様からのご指摘により判明いたしました。

 動画に映っているのは当社の従業員であり、現在本人たちに投稿内容の事実および詳細の確認を進めております。

 当社では昨今の類似の事案を踏まえ、従業員へは、集合研修の場、社内通達、各店舗での朝礼などで、再三注意喚起をおこなっておりましたが、このような事態となりまして、誠に申し訳ございません。

 このたびの重大な事態を厳粛に受け止め、改めて指導を徹底し、再発防止と信頼回復に

努めてまいります。

 なお、投稿者および関係する従業員については、投稿内容について事実確認を行った上で、厳重に対処いたします。

 本件により、お客様には大変ご不快な思いをさせてしまいましたことを、深くお詫び

申し上げます。

株式会社大戸屋ホールディングス

(引用元 https://www.ootoya.com/news/20190216.pdf

 注意喚起をしても、事は起きた。大戸屋だって、他の飲食店だって被害者だ。だが、従業員のスマートフォンSNSを雇用主が管理するようになっては、信頼関係も何もない。

 この流れは、どうすれば止まるのだろう。くら寿司が、動画を投稿した従業員に対して取る法的手段の内容に、他社が続くような雰囲気はあるが、大切な判断を、他社を基準に決めてはいけない。

 

 この動画で腹が立つのは、宇宙人のマスクで顔を隠している事だ。自分を特定されないようにする為なのだろうが、それがどれだけ甘いかを、大戸屋はきちんと警察に捜査させる事で、知らしめなければならない。

 企業や大人をなめると、どうなるか。

 ここは、大戸屋の対応に期待したいところである。

2年で逮捕者384人! 元枢機卿の性的虐待で聖職剥奪は氷山の一角

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 例えば私が敬虔なカトリックの信者で、10代の少年だったとして、ローマ法王の脇を固めていた元枢機卿に何かを命じられたら、あるいは誘いを受けたら、拒める自信はないし、多くの人が、そうではないかと思う。

 大人であれば、証拠を集めて告発を、とも考えるが、子供だったら、

枢機卿様がお命じになるなら正しいこと』

『告発などしたら、自分も家族もどうなるかわからない』

 そう考えて、きっと従ってしまう。

 そこにつけこんで望まぬ行為を強要したのなら、あるいは望むように洗脳したのなら、聖職者としてだけではなく、大人として、人間として、とても許されることではない。

 

セオドア・マカリック米ワシントン名誉大司教の聖職を剥奪

 ローマ法王庁バチカン)は16日、ローマ・カトリック教会のフランシスコ法王(Pope Francis)が、性的虐待疑惑が持たれていた米国人のセオドア・マカリック(Theodore McCarrick)米ワシントン名誉大司教(88)の聖職を剥奪したと発表した。

 マカリック氏は昨年7月、聖職者としての活動を禁止されバチカン枢機卿会を辞任。今年1月にバチカンの法廷で10代の未成年への性的虐待の罪により有罪とされ、2月にはフランシスコ法王もその判決を認めていた。

 声明によるとマカリック氏は「職権を濫用し、未成年および成人と第6戒(姦淫してはならない)を破る罪」を犯したという。マカリック氏は現在米カンザス州に居住している。

 ローマ・カトリック教会は、最近米国とチリでも明るみに出た性的虐待スキャンダルで揺るがされている。フランシスコ法王は、たとえ高位の聖職者であっても虐待には「ゼロ・トレランス(不寛容)」の姿勢で臨むとしている。

(引用元 http://www.afpbb.com/articles/-/3211496?cx_part=top_topstory&cx_position=2

 カトリック教会の性的虐待事件は、英語では『英: Catholic sex abuse cases』と呼ばれ、そんな言葉が存在してしまう程度には、頻発している問題である。

 

驚きの事件数

 このての事件は、教会の上層部が不祥事の発覚を恐れ、事件を起こした人物を異動させるなどして問題を隠蔽してきた。

 だが、2002年にアメリカのメディアが大々的に事件をとりあげたことから、ようやく報道や調査が始まった。

 事件の背景には、孤児院、学校、神学校など、司祭や修道者が子供達と共同生活を送る施設の存在がある。

 2006年には、教皇ベネディクト16世が、今後同様の問題が起きた場合は厳正に処断すると宣言し、宗教的・社会的にも許されず、隠すことも罪になると述べたが、それでも事件は起き続けた。

 そして、その宣言をしたベネディクト16世自身 も、枢機卿在任時代に司祭の虐待事件をもみ消していたという疑惑が、2010年3月のニューヨーク・タイムズにて報じられる。

 教皇側はこれに反発し、教皇の退位を求めるデモや、教皇による事件数隠匿について、教皇自身が証人として出廷するよう裁判所に要請するなど、カトリック協会は大混乱に陥った。

 そこから3年後の2013年3月13日には教皇が交代となり、新たな教皇フランシスコは、2013年4月5日にこの問題に関して「断固とした対応をとる」という声明を発表。

 言葉通りに、性的虐待が判明した聖職者達を処分したが、2011〜2012両年に教会から解任となった聖職者の数が384人に達したというから、尋常ではない。

 

 今回の件は元枢機卿ということで大きく報じられたが、まさに氷山の一角。

 聖職者の聖の字が入れ替わるような安っぽい事件が頻発する様を、天にいまし彼らの神は、何を思ってご覧になっているのだろうか。

長生きできる睡眠時間へ!睡眠負債を返済方法はこれだ!

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 午前3時就寝、午前7時起床。

 日中は常に眠気に襲われ、うっかりソファに横になると、1〜2時間寝てしまう。

 横になると動悸がするし、なんだかやたらと疲れやすいし、ここ数年で、体重はうなぎ上り。

 やばい(震)

 6時間、7時間、8時間…と、聞くたびに変わる『長生きできる時間』。

 当然、個人差だってあるだろう。だが、ようやく『自分の体に合った時間』を見つけることができそうだ。

 

『自分に必要な睡眠時間』を知る実験

 スタンフォード大学睡眠生体リズム研究所(SCNL)の西野精治所長が、近著『スタンフォード大学教授が教える 熟睡の習慣』から世界各国の研究結果をもとに解説したものを、さらに噛み砕いていく。

【実験方法】

 若く健康な8人の被験者に、毎日同じ時間にベッドに入り、好きなだけ眠ってもらう。

 眠れても眠れなくても、必ず毎日14時間ベッドで横になるのが、マストオーダー。

 これを4週間続け、睡眠時間の変移を調べる。

【結果】

典型的な被験者の場合

・実験前の平均睡眠時間は7.5時間

・実験初日…14時間のうち、13時間眠れた。

・2日目…13時間近く眠れた。

・以降、日を追うごとに睡眠時間は減少

・1週間ぐらいすると、ベッドに入っても4~5時間は眠れないようになった。

・3週間後、睡眠時間が8.2時間になり、それ以上睡眠時間が減ることはなくなり、そこで固定した。

 

 よって、この被験者が生理的に必要とする睡眠時間は、8.2時間だと推定される。

 実験前の平均睡眠時間が7.5時間だったので、

 実験前8.2時間 − 実験後7.5時間 = 睡眠負債0.69…時間(約40分)

 このような計算になる。

 今まで毎日、約40分の睡眠が足りなくて、その疲労が脳や体に蓄積しているということだ。

 恐ろしい…。

 

睡眠負債が引き起こす症状

 睡眠不足が積み重なり、慢性化して陥るのが、睡眠負債

 がん、糖尿病、高血圧などの生活習慣病うつ病などの精神疾患認知症など、さまざまな発症リスクを高めることが、各方面の研究結果から明らかになってきている。

 睡眠負債の増大に歯止めをかけなくてはいけないという共通認識は、研究者の間で非常に高まっているが、労働環境や家庭環境が、それを許さないのは、ブラック企業だの、育児や介護の問題だので、報道されている通りだ。

 だが、そんな中でも睡眠時間を確保しないと、体が持たず、何色の企業でも働けない状況に陥ってしまう。睡眠負債はもう、国を挙げて返済に向かうべき大問題だ。

 

6時間睡眠でもパフォーマンスは落ちている

 ペンシルベニア大学などの研究チームが行った実験では、

「6時間睡眠を2週間続けると、集中力や注意力は2日徹夜した状態とほぼ同じレベルまで衰える」

という結果が発表されているという。

 だが、恐ろしいのは、で6時間睡眠を2週間続けたグループの誰もが、自分の疲労やパフォーマンスの劣化を自覚できなかったということ。

 ふた晩徹夜をし、疲れや眠気で頭が働かないあのレベルまで、自分の劣化具合に気づかずに仕事をしたらどうなるか。ミスや事故しか思い浮かばない。

 

 叶うことなら、あの、1日14時間ベッドに横たわり、4週間かけて自分に合った睡眠時間を見つけるあれを試したいが、毎朝6時に起きるとしたら、ベッドに行くのは16時。現実には不可能だ。

 で、あれば、まずは決まった時間に眠ること。

 そして、7時間後に起きること。

 健康を維持し、パフォーマンスを上げ、ミスをしなければ、ストレスも減り、病院代もかからず、コストパフォーマンスも上がる。

 まずはベッドにスマートフォンを持ち込まない。私の場合はそこからだ。

【号外】拉致被害者田中さん、北朝鮮の平壌で妻子と生活

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拉致被害者田中さん、平壌で妻子と生活か
2019/2/15 18:03©一般社団法人共同通信社

   北朝鮮が日本との接触で、拉致被害者に認定している田中実さんが北朝鮮平壌で結婚し妻子と暮らしていると伝えてきたことが15日、分かった。日本政府関係者が明かした。拉致の可能性を排除できない金田龍光さんにも妻子がいると伝達。

(引用元 https://search.yahoo.co.jp/amp/news.livedoor.com/lite/article_detail_amp/16025335/%3Fusqp%3Dmq331AQECAEoAQ%253D%253D

 詳細は後ほど加筆するとして、まずは無事を祈りたい。

 

19:24加筆

 田中実さんについて、過去のニュースを探ってみた。

 

北朝鮮一転、拉致被害者入国認める

2018/3/16 18:1412/7 ©一般社団法人共同通信社

 政府認定の拉致被害者で神戸市に住んでいた田中実さんについて、北朝鮮が2014年、日本側との接触で「入国していた」と伝えていたことが16日、分かった。日本政府関係者が明らかにした。北朝鮮はそれまで未入国としていた。

(引用元 https://www.google.co.jp/amp/s/this.kiji.is/347307569550902369

 このニュースが報じられる4年前である2014年に、政府は既に田中さんの消息を掴んでいた。なぜ、この情報を、4年間も伏せていたのだろう。

 田中さんについては、他にも多くの疑問がある。

 

失踪の経緯

 田中さんは幼少期、両親の離婚が原因で、神戸市内の児童養護施設で育てられた。

 同じ施設に、冒頭のニュースで名前が挙がっている金田竜光さんも居り、先に金田さんが、後から金田さんの紹介で田中さんが、あるラーメン店に勤め始めた。

 だが、2人が勤めるラーメン店の元店主について、田中さんと金田さんを知る男性は、産経新聞の取材に対し、

「田中さんは元店主を家族のように慕っていた」

「(元店主は)田中さんらに仕事を任せて遊び回っていた。マージャンで負けて借金していたと聞いた。お金が必要だったのではないか」

と推察している。

(引用元 https://www.sankei.com/smp/west/news/140902/wst1409020007-s.html

 また、捜査当局の調べでは、田中さんが周囲に

「(元店主に)頼まれた手紙を北朝鮮に持っていけば大金が手に入る」

北朝鮮へ中華料理を作りに行く」

などと語っていたことも判明している。

 そして、事件は起こるのだ。

 

ふたりの失踪

 最初は、田中さんだった。

 昭和53年6月、元店主から海外旅行に誘われて、成田空港からオーストリア・ウィーンへ出国した田中さんが、消息を絶った。

 翌54年、田中さんが差出人の手紙がオーストリアから投函され、金田さんに届く。

 そして、それを見て東京に向かった金田さんが、そのまま行方が分からなくなる。

 ふたりの失踪を受け、救う会兵庫(長瀬猛代表)は、国外移送目的略取罪で兵庫県警に、ラーメン店元店主が、ふたりの失踪に関与しているものとして、刑事告発

 だが、その元店主の男(73)が、2014年の春に死亡していたことが、同年9月に公表された。

 また、2014年だ。北朝鮮が2日本側と接触し、田中さんが「入国していた」と伝えていた年。そして、それをすぐに報じなかった年。

 この2014年に、なにかしらの取引があったことは明らかだ。

 

指示役の組織「洛東江」とは

 元店主の指示役とされたのは、在日朝鮮人の非公然組織「洛東江」の元最高幹部の男(77)だった。彼も国外移送目的略取罪で、兵庫県警に刑事告発されている。

 この「洛東江」は、日本国内で地下活動を展開している北朝鮮工作組織だ。

 元店主は、過去に産経新聞の取材に、

「元最高幹部が一部始終を知っている。(彼に)話をさせるべきだ」

と話していた。

 糖尿病を患い、青森に移住し、そのままひっそり病死ということなのだが、そのまま信じていいものか、疑問が残る。

 

 とりあえず、生存が確認された事だけはよかった。だが、また、全てを明らかにされないまま、写真だけが送られてくるのだろうかとも思ってしまう。

 金田さんも、無事だといいのだが…、

ジャガー横田の息子の中学受験を利用した大人達と、彼を守らない親達。

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 子供本人が納得して出演しているのなら…と思っているのなら、それは少し違う。

 

中学受験の密着取材

 偏差値40から、偏差値71の超難関校”を目指す。

 プロレスラーのジャガー横田(57)と、外科医の夫・木下博勝氏(51)の長男、大維志くん(12)の中学受験企画が、昨年9月から8回にわたって「スッキリ」(日本テレビ系)で放送され、先日、最終回を迎えた。

 だが、登場人物をひとりひとり見ていくと、大人の事情しか感じない。

 

家庭教師のトライ

 学習塾への通塾を断られ、6年生の9月、受験まで半年というギリギリのタイミングで、木下家に呼ばれるのは、『家庭教師のトライ』。

 アルバイトの家庭教師が多く登録しているトライから、選り抜きのプロ家庭教師が派遣されてくるのだが、これは当然、トライの宣伝である。

 画面のどこかに、必ずと言っていいほど、トライのロゴが写り込んでいるのだが、これは当然、

・トライが『スッキリ』のスポンサー

・トライの二谷友里恵社長の娘は、日テレの社員

こういった、大人の事情がある。

 当初、広尾学園一本だった大維志くんは、思うように成績が伸びず、3日間全日程を受験して全滅していたので、本当にトライの宣伝になったかは大いに謎だが、滑り止めには合格したので、とりあえず成功にはされていた…が、今後、大維志くんがどのように言われるかを、全く考えていない企画である。

 加えて……

 

広尾学園

 大維志くんが目指した広尾学園は、逆にブランド感を上げたと言える。

 医師と芸能人の夫婦と、医師を目指す息子が目指すほどの学校。

 それでも、基準に満たなければ、毅然として落とす学校。

 簡単には入れない、超難関校。

 中学受験を目指すのなら、普通は小学校4年生から(厳密には3年生の2月から)、遅くても5年生から(4年生の2月から)、通塾をしなければならない。

 広尾学園だの医師だのを目指すような子は、もっと早く受験勉強を始めているし、家庭教師だけで受験するのは稀で、基本的には塾と併用していくものだ。

 半年で逆転というのは激甘で、番組を見ていた広尾学園の関係者は、誰も入れるとは思っていなかっただろうし、実際、入れなかった。

 

一番損をしたのは…

 この企画、普通なら50万円かかるトライの本気のバックアップを、番組負担で受けられた木下家は大助かり、なんて書かれているが、現役プロレスラーの母親と、半芸能人の医師の家庭にとって、月50万の教育費は、痛手でもなんでもない。

 滑り止めとはいえ、医学部がある大学の付属に合格した事を、家族で大喜びはしていたが、内部進学の厳しさを、父親や家庭教師は、おそらく理解している。

 それだけに、喜ぶ母親と息子の姿は、なかなかに痛々しかった。

 テレビで偏差値や私生活や容姿を晒された大維志くんには、今後のプライバシーはない。それを守り、フォローしようという意気を、番組には感じない。今後、彼が傷つくようなことがあった時に、誰が守ってくれるのだろうと思ってしまう。

 

子供がテレビに出るということ

 テレビに出られると聞いて、喜ばない子は少ないだろう。

 このSNSや動画配信の全盛期、ネットを使えば誰でも芸能人気分を味わえるが、テレビというのは、また特別だ。

 それが録画され、既にネットにアップされている。これはもう、完全に削除するのは難しい。データは黒歴史となって、情報の海を漂い続ける。

 そして、事あるごとに、引っ張り出されるのだ。入試の時。入学の時。就活の時。入社の時。結婚の時。事件に関わった時。

 

 本当に、本当によく考えた方がいい。保護者がもっと慎重になって、気をつけてやらなければならない。