え?まさか自分も引越し難民? 予約が取れなかったらどうするか!
新生活を始める予定なら、進学先なり就職先なりが決まる前から、業者を選んでおくのがいい。
そして、行き先が決まったら、家族に電話するより先に、引越し業者に電話した方がいい。
なぜなら……
ヤマト子会社引き受け停止や人手不足で、引っ越し難民」増加?
転勤や進学など春の引っ越しシーズンを控え、希望日に引っ越しできない「引っ越し難民」が増える可能性が高まっている。
ヤマトホールディングス(HD)の引っ越し子会社が料金を過大請求していた問題で国土交通省の行政処分などを受け、引っ越しの引き受けを停止したためだ。
人手不足で他の業者も大量の受注は困難な情勢で、国交省は利用者に引っ越し時期を分散するよう異例の呼びかけを行っている。
(引用元 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190202-00000008-mai-soci)
分散と言われても、入学や入社の日は、似たり寄ったり。しかも変えられない。
では、どうすればいいのか。
引越しの予約が取れなければ…
対応可能なエリアの引越し業者に片っ端から連絡して、どうしても予約できない時。
単純に『引越し』ができないだけで、部屋の確保ができているのなら、荷物を運ぶ手段として考えられるのは、
・便利屋に頼む。
・自分や知人の車で運ぶ。
・レンタカーを借りて自分で運ぶ。
このあたりだろうか。
何かしらの業者を頼むのであれば、予約の連絡は、とにかく早い方がいい。
予算や、自分でどこまでできるかにもよるが、優先順位としては、
①引越し業者
(希望日から離れていても、仮の予約だけはしておく)
②便利屋
(どの程度まで作業を頼めるかや、作業量や距離での追加がないかを確認する。また、梱包用のダンボールがもらえないので、自分で用意しておく)
③レンタカー
(自分や、運転を頼む相手が動かせる、最大のサイズを借りる。また、車内を汚さないよう、積み込む前にあらかじめブルーシート等で養生をしておく)
④家族、親戚、友人など
(怪我をさせない事、食事の用意やお礼を考えておく)
①がダメでも③〜④いずれかで都合がついたら、忘れずに①で仮予約した引越し業者をキャンセルしなければならないので注意。
それにしても、少子化や人手不足が叫ばれていて、『新生活』を始める人は少ないはずなのに、引越し難民が出るとは、いったいなぜなのか…。
ヤマト123支社に車両停止命令
ヤマトHD子会社のヤマトホームコンビニエンスは昨夏、法人向け引っ越し料金の過大請求問題が発覚し、昨年8月から引っ越しの引き受けを停止している。
1月23日には国交省から、貨物自動車運送事業法に基づく事業改善命令を受け、不正が確認された123支店が車両使用停止の行政処分を受けた。
このため、引っ越し業務の再開は4月以降とみられ、繁忙期の3月は引っ越し業務の停止が続く。
国交省によると、引っ越しは毎年3月から4月に集中。最も多い3月は、ヤマト子会社を含む大手引っ越し業者6社で約33万件と平時の約2倍の件数となる。
インターネットで引っ越しの見積もりなどを行う総合IT企業「エイチーム」が全国の引っ越し業者25社に行った調査によると、「昨年より多くの引っ越し難民が発生する」と答えたのは全体の32%、「昨年と同程度の難民が発生する」と答えたのは28%で、全体の6割が難民の発生を予想した。
(引用元 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190202-00000008-mai-soci)
Amazonの時もそうだが、配送だけでなく引越しでも、私達は多くをヤマトに依存していたようだ…。