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【動画】テプラを超える? RICOH ハンディープリンターが欲しい……!【LD(学習障害)・書字障害に!】

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 これ欲しい。

 あげたい子がいる。

 

欲しくなるデモ動画

 まずはこれを見て頂きたい!

「RICOH Handy Printer」の紹介動画 - YouTube

 コピー機・プリンターメーカーのリコーから、手のひらサイズの新型プリンター「RICOH Handy Printer」が2019年4月17日に登場しました。機械ではなく手で動かして直接印字するため、これまで特殊なプリンターがなければ印刷できなかった封筒や段ボール、布製品などにも印字が可能な画期的なプリンターだとのこと。実物を入手したので、さっそくどんなプリンターなのか実際に使ってみました。

(引用元 https://www.google.co.jp/amp/s/gigazine.net/amp/20190418-richo-handy-printer 以下、斜体部分も同様)

 これはすごい。

 ビジネスにも家庭内でも使えるが、私はこれを、文字を書くことが苦手・遅いという特性を持つ、学習障害(LD)の中の『書字障害』がある人に持ってほしい。

 

書字障害の人達

 文字が読めない為、台本のセリフを読み上げてもらって、耳で覚えることで有名な、俳優のトム・クルーズは、読むことが苦手な、学習障害(LD)の中の『識字障害(ディスレクシア、読字障害とも)』。

 それに対して、読めるけど書くのが困難というのが『書字障害(ディスグラフィア)』。

 私が知る書字障害の子は、知能は高いが、書くのが苦手で、遅い。

 頭の中では答えが出ていても、書くのが遅いから、テストで時間が足りなくなる。

 だから点数が取れなくて、自分はできない子だと自己肯定感を落とし、勉強嫌いになっていく。

 

 彼らのようなタイプの子は、程度の差はもちろんあるが、大変な子だと、黒板に答えを書く時、友達に手紙を書く時、中学に行っても、高校に行っても、小学校1年生のような文字しか書けず、からかわれる。

 補助用具としてタブレットやパソコンを持ち込むことは、『不平等』の名の下に、導入できずにいる学校の方が多い。

 だが、『インクルーシブ教育』の名の下に支援を行うのであれば、本人の不便さを補うツールを使うのは、平等な結果を得る為に、必要なことだ。

 道具があるから、文字が書けなくていい、というわけではない。

 遅くても書く努力をすることは、必要かもしれないが、それが苦痛で、『普通』を追ううちに潰れてしまう子がいる現実を、教育に携わる人達に、直視してほしいのだ。

 テストのように、『スピード』や『美しさ』が求められる時、このハンディープリンターは、先天的でも後天的でも、書字に難を持つ人の救いになる。

 大学に行けば、パソコンがノートがわりになるから、書字の苦手さは問題にならない。

 だが、小中高がつらい。

 学校にパソコンやタブレットを持ち込めないのが現状で、授業のたびに自己肯定感を落としている子供達。彼らにこそ、持って欲しいアイテムだ。

 

RICOH Handy Printer 仕様

・ホワイト・ブラック・レッドの3色

・バッテリー内蔵、Micro-USBケーブルで充電が可能。(充電ケーブルは付属しない)

・専用のカートリッジ使用

・本体重量 298g

※ 印刷するためには「Handy Printer by RICOH」のインストールが必要。記事作成時点ではAndroid版のみがリリースされている。Windows版のリリースも5月末に予定されていて、iOS版のリリースは2019年夏頃を見込んでいるとのこと。