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ニッテイホールディングスから営業電話!評判や口コミ/どんな会社なのか?

ニッテイホールディングスという会社を知っていますか?

過去に営業電話が掛かってきたから、聞き覚えある!」なんて人も多いのでは?

 

大概の人は認知きっかけは営業電話かと思います。しかし一体どんな会社なのか、どんなことをしている会社なのかは意外と知られていません。

 

そこで今回は、「ニッテイホールディングス」の会社情報や事業内容、どんな営業電話がくるのか、気になる評判などを調査してきました。

 

これを読めばあなたの電話に営業電話がきても安心です!

 

ニッテイホールディングスってどんな会社?

ニッテイホールディングスのサイト画面

まずは、ニッテイホールディングスはどんな会社なのかをご紹介していきましょう。

会社概要

株式会社ニッテイホールディングスは東京都新宿区に本社を置き、マンションやアパートの取得や売買、経営・賃貸運用、経営の仲介、保険の代理業など幅広く展開している会社です。

 

ニッテイホールディングスの先代にあたる「株式会社ニッティ」は、1973年に設立され、2012年1月にニッテイホールディングスを設立。2012年9月には現本社のある新宿区に移転しています。

 

ニッティ時代から換算すると今年で46年紆余曲折のある不動産業では安定した老舗、パイオニアと言っても過言ではないでしょう。

 

設立

2012年1月15日

所在地

東京都新宿区

代表者名

入澤 智文

資本金

1000万円

売上(年度)

26年度7億円

従業員数

31名

 

46年続くということが一つの指標

営業電話が掛かってくると、すぐに怪しいと思う方は多いはず。しかしこの業界で怪しい会社は約10年以内に倒産することが多いのが現状です。

 

20年以上続かせるのは困難に等しいといえます。そのような中で、“46年続く会社”というのは一つの指標となるかと思います。

 

また、ニッティからニッテイホールディングスに変更したということは、事業拡大を見据えてのことかもしれないので、事業計画もしっかり持っているということに繋がるかもしれません。

 

どんな事業を行っている会社?

次に、具体的にどんな事業を手掛けているのか調査してみました。

 

メインはマンションの企画、販売、賃貸管理というマンション経営の代行

 

マンション経営とは、マンションを購入し、賃貸物件として第三者に貸し出すことで、家賃収入を得るという資産運用の一つ。

 

現役を引退したサラリーマンが年金だけでなく、家賃収入で暮らしている、という話しを聞きますが、まさにこれがその一つというわけです。

 

ニッテイホールディングスのマンション経営イメージ

 

ニッテイホールディングスは、創業以来400棟ものマンションを手掛けてきており、ノウハウもしっかり持ったプロフェッショナル。実務としては、マンションを販売したあとの物件の修繕や入居者準備、家賃回収などの管理業務が多いそう。

 

中には複数戸を所有している方もいるようで、もう1件購入を検討したり、売却したりとニーズもさまざま。

 

そのために不動産管理を通してトータル的なライフプランの提案やアドバイスも行うそうです。

 

購入者とは人生のパートナーのような二人三脚のようになっているケースが多いそうです。

ニッテイホールディングスの社員イメージ

なぜ営業電話や勧誘電話が来るのか

「こんなに優良企業がどうして営業電話や勧誘電話をするのか…」

「どうして私の携帯に電話がかかってくるのか…」

 

と、疑問に思った方も多いのではないでしょうか。そこでここでは、そのカラクリをご説明します。

営業電話が多いのなぜ?

ニッテイホールディングスの営業電話

まず、前提として営業電話や勧誘電話をしている会社はニッテイホールディングスだけでなく、数え切れない会社が行っています。

 

ターゲットにしているのは、そこそこお金を持っており、安定収入をしている会社員。ですから長年同じ会社で働いている勤務年数が長い会社員などは、リストに乗りやすい人物になります。

コストが安く効率が良い

電話営業は訪問営業と違い、交通費はかかりません。また訪問営業だと1日に回れる訪問先数も限られます。営業電話だと思ってすぐ切ってしまっている方もいるので、数をこなさなければならない。

 

そこで一番効率が良く安価にできる電話営業が主流になっています。

利幅が大きい

「営業電話って成功するのか?」と疑問に思われる方もいると思いますが、1日何百件もかけ続けていれば、中には興味を示し、話しを聞いてくれる人もいます。

 

その中では、資産形成に効果的だという結論に至り、契約まで話しが進むパターンも多いそうです。

 

マンションの経営は、1件の契約が何千万以上の世界。たった1件の契約で十分利益が出ることがほとんどだと言われています。 

 

しかし、お客さんからすれば“高い買い物”、“人生の買い物”と言われるように、契約はとても慎重。ですので、毎月必ず1件は契約を決めてくるというドラマの世界のような営業は、稀な存在でしょう。

新入社員の通り道

新卒や新入社員のとき、最初やらされた人もいるのではないでしょうか。…それは営業電話です。

 

営業電話は、リストとマニュアルがあればできる仕事ですので、まだできる業務が少ない社員はやらされることが多い業務です。

 

会社からずれば、契約が取れないことも承知、アポが取れれば成功。というレベルなので、新入社員の通り道でもあると言えるでしょう。

 

どうやって電話番号を入手する?

電話番号リスト

これは筆者も一番疑問に思ったこと。個人的にはあまり番号が流出されたくないので、会員登録をする際も書かないように気を付けていても、どこかで電話番号が入手されており、「えー!なんで?」と思ったことはあります。

 

そこで、不動産業者は一体どうやって電話番号を入手しているのか、気になる入手ルートを記載していきます。

 

インターネット版ダウンページ

昔は一家に一本、電話ボックスにもあった分厚い黄色の表紙のタウンページ。最近では時代の流れとともにインターネット上でのタウンページがあります。毎週更新されているので、こちらを見てリスト作成をしている会社もいます。

名刺やネット媒体

春になると見かける「名刺交換だけお願いします!」という新人営業研修。こういった名刺交換も個人情報入手の一つのパターンでもあります。応援してあげたい気持ちもあるが、交換する際には、どこの会社かということを確認した方が良いでしょう。

 

また、ネットサイトなどで社員インタビューなどで氏名が出ているのも一つの入手ルートでもあります。社歴〇年と記載されていたりもするので、冒頭で記載した安定収入のターゲットにぴたりと当てはまったりします。

 

名刺やネット媒体などで個人の名前が特定された場合は、会社への営業電話でも「〇〇さん、いらっしゃいますか?」と言えば本人に取り次いでくれやすいので、とても効率的な方法と言えるでしょう。

お客さんからの紹介

実際に契約しているお客さんからの紹介もあるようです。このルートは基本、興味があるから紹介してもらうという流れが多いので、契約には一番近道かもしれません。

 

どんな営業電話の内容?

ニッテイホールディングスの電話営業イメージ

では、具体的にニッテイホールディングスではどんな営業内容なのでしょうか。

 

現在というより先の未来を見据えるということが、資産運用型マンションの大きな利点です。メインは未来のコンサルティングの提案をする電話内容だそう。

 

例えば、会社員であれば、60~65歳に定年を迎え、その後もらえる公的年金は23万前後。一般的にゆとりのある老後の生活には35万と言われている中で、年間150万を稼ぐことは大きな負担になります。

 

そこで短期間投資でハイリスクな博打のようなものではなく、長い時間をかけローリスクな商品を提案していくそうです。

 

実は、住宅ローンを活用する性質上、所属する企業によってはある程度の役職者にならないと購入できないケースもあるので、誰でもいいわけではなく選ばれた人という見方もできます。

 

マンション経営のメリットとデメリットを解説

マンション経営イメージ

マンション経営に少し興味が湧いてきた人のために、メリットとデメリットを解説していきます。

 

下記のようなメリットやデメリットがあるので、ニッテイホールディングスではそれらをしっかり理解してもらい、マンション経営の運用の代行を請け負っているそうです。

メリット

  • 大家として経営ができれば、毎月安定した収入が長期的に得ることができる。
  • マンションの住宅ローン契約時に「団体信用生命保険」に加入することで、万が一のとき住宅ローンが生命保険の代わりになって支払われる。
  • 節税対策に役立つ
  • 不動産はインフレに合わせて価格が変動する現物資産なので、経済変動に強い
  • 一気に多額の現金を準備する必要がなく、初期投資額が少なくても気軽始めることができる

 

デメリット

  • 空室がでると収入の減少に影響が出てしまう
  • 建物の経年劣化は避けようがなく、家賃を下げざるを得なくなる
  • 火災や地震などの自然災害
  • 金利が上昇するとローンの返済額も上がってしまう
  • 売りたいと思ってもすぐ売却ができないリスク

 

どんな人がニッテイホールディングスと契約する?

では、実際にニッテイホールディングスと契約する人はどんな人が多いのか客層を調査してみました。

 

ニッテイホールディングスの顧客層は、上は50代から下は20代までと幅広く、職業も公務員や医師、会社経営者、弁護士などさまざま。

リピートや紹介も結構あるそうで、公私ともに長く付き合っているのが、ニッテイホールディングスの顧客層の特徴だそう。

 

また、最初は不動産購入には興味がなかったが、営業の熱心な説得で購入に至るケースが多いんだそうです。

 

評判や口コミはどうなの?

気になるニッテイホールディングスの評判や口コミなどを見ていきましょう。

今回は会社をよく知りつくした採用系の口コミをご紹介します。

 

良い評判

きちんと情報をキャッチアップしていけば、どんどん不動産売買の知識が増えていくので、マイホームを検討するときには役立ちそう。

 

基本給は高めで宅建があれば資格手当として月3万円プラスされる。不動産業なので売り上げ次第で新人だろうとかなりの歩合を手に入れることができます。

 

営業成績が給料と昇給、昇格に反映される所はとても良く、いい点だと思います。また、学歴や入社までの事は全くと言っていいほど関係がないので、低学歴でもいい給料をもらえるチャンスがあります。年功序列とは真逆です。

 

新人でもとにかくやってみろという感じです。新人のときは商談の際毎回先輩社員が同行してくれ、勝負所では営業部長など実力者も同行し力をかして頂けるので心強かったです。宅建をとるように言われますが社内での研修等はありませんでした。

 

基本給もそれなりに高いので、合わせて宅建も取得し資格手当ももらえば、それだけでも暮らすことは出来ると思います。

悪い評判

人事が指揮を執って行う研修があるものの、最低限にとどまる。そこで得た知識を実践して身につけていくかは、最初の上司ですべて決まる。

まとめ

今までは、営業電話は迷惑なだけと聞く耳を持っていなかったが、知ってみると意外と話しを聞いてみても…という心境に変化した方もいるのでは?

 

ニッテイホールディングスの社内は厳しいかもしれないが、貢献した人には報酬という形で努力を認める、外資系のような傾向があるのかもしれません。

 

そんな努力と頑張りに今後は10分だけでも長く話しを聞いてみてはどうでしょうか。思いもよらない未来の絵図が開けるかもしれません。