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四度目の正直! 酒井法子、地上波テレビに復帰? ピエール瀧の逮捕報道の最中……

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 よりにもよって、このタイミングで……。

 番組の予定は前々から決まっていたのだろうが、ピエール瀧がコカインで逮捕された直後に、覚醒剤の前科がある酒井法子が復帰とは、芸能界の甘っちょろさを体現した、ピエール瀧にとっては励みになる報道であり、現実である……。

 

3月27日、カラオケ番組にて。

 酒井が出演するのは、27日放送の『THE カラオケ★バトル またやっちゃう?あの大ヒット曲、ご本人は何点出せるのか SP』(テレビ東京系)。

 同番組で、酒井は代表曲「碧いうさぎ」を披露。収録後、囲み取材に応じた酒井は

「頭が真っ白になって、気がついたら終わっていました」

と、久しぶりのテレビ出演を振り返った。

「2009年に覚せい剤取締法違反で逮捕された酒井ですが、地上波テレビ出演は11年ぶりになります。逮捕されてから10年、みそぎを済ませるのに、ずいぶん長い時間がかかった格好です。

 これまでにも何度も復帰のタイミングがありながら、そのたびにトラブルに見舞われ、かなわなかっただけに、今回のテレビ出演には本人も感慨深いものがあるでしょう」

芸能記者

 出所後は、覚醒剤の危険を訴える活動をしていた、酒井法子ピエール瀧の報道を受けて、番組中の自身の出演シーンのカットを申し出れば、そのまま放送されるよりは、よっぽど好感度が上がり、話題にもなると思うのだが、どうだろうか。

 

復帰と挫折の繰り返し

 酒井法子の芸能界復帰、最初のチャンスは2014年だった。

 映画『空蝉の森』に出演し、これを機に芸能活動を本格化させようとしていたが、その映画の製作会社が倒産。以後、この映画は未公開となり、地上波復帰も白紙となった。

 ちなみに『空蝉』とは、

【この世に現に生きている人。転じて、この世。うつしみ。】

【「空蝉」「虚蝉」などの字を当てたところから》蝉の抜け殻。また、蝉。】

 土の下で時を待ち、孵化に失敗した蝉のようで、なんとも皮肉なタイトルである。縁起を担ぐというのは、意外と大切なことなのかもしれない。

 

 二度目のチャンスは、デビュー30周年を迎えた2016年。

 写真集やDVDを収めた『30th Anniversary BOX』(ワニブックス)を発売、記念コンサートでは膝上20センチの超ミニスカートという過激衣装を披露。

 だが、同時期に元夫の高相祐一氏が薬物絡みで再逮捕され、やっぱりな、という残念感が漂い、お祭りムードも終息した。

 

 三度目のチャンスは2018年。

 退所したサンミュージックが肩代わりしていた、損害賠償額約5億円の返済を終え、三度目の正直とばかりに完全復活しようとしたところ、金銭トラブルが浮上。

 育ての親が経営する会社が、酒井に賃貸ししていた住居からの立ち退きを迫って訴訟に発展。

 だが、酒井側も同社に貸したとされる1億数千万円の返済を求めて反訴し泥沼化。

 どうにも、運に恵まれない。

 

四度目の復帰は…

 一度目の復帰失敗はともかく、二度目と三度目は、酒井法子の復帰に合わせてトラブル情報をぶつけてくるマスコミの悪意のようなものを、感じなくもない。

 そういう意味では今回は、表面的には大きなトラブルもないまま、すんなり地上波に降臨できそうな雰囲気だったのだが、そこへきてこのピエール瀧である。無関係な事件ではあるが、薬物イメージでリンクしてしまう。

 

 そうこうしている間に48歳、美魔女としてどこまで戦えるかという話だが、今回はピエール瀧の報道が立ちはだかり、このタイミングでの復帰は、どうしても不謹慎に見える。

 


 さて、どうするか……。