東京オリンピック チケットの買い方と価格一覧
(画像は東京オリンピック公式サイトより)
会場の建設、夏の暑さや開催時刻、交通網の整備、通勤ルートと選手の移動ルートの確保、ボランティアからの『やりがい搾取』。
不安要素は山ほどあるが、それでもその日は近づいている。
東京オリンピックのチケットの応募方法が公開されたことで、思っているよりその日が近いことを感じた。
販売方法・販売スケジュール
『2019年の春に、東京2020大会公式チケット販売サイトを通じて抽選申込を開始します。
2020年の春には、都内にチケット販売所を設置し、直接、窓口での販売を行う予定です。』
(引用元 https://tokyo2020.org/jp/games/ticket/ 以下、斜体部分も同様)
販売所って都内だけ?と思いがちだが、オリンピックは『都市開催』なので、考えてみれば当然である。
ただ、
『海外在住者を対象とした海外販売は2019年春以降、東京2020組織委員会が 指定する各国の公式チケット販売事業者が販売します。』
と、あるので、販売所に行けなくても、当然大丈夫にはなっているようだ。
まずはIDを作るところから
『東京2020大会公式チケット販売サイトでチケットを購入する際には、TOKYO 2020 IDの登録が必要となります。
TOKYO 2020 IDをご登録いただくと、メールマガジン等を通じてチケット情報を含む、大会関連情報が配信されます。
より多くの皆さんに観戦の機会を提供するために、TOKYO 2020 ID チケット申込事前登録キャンペーンを実施しています。』
パソコンやスマートフォンを扱えない高齢者はどうするの?と思ってしまったが、その救済施策が『販売所』ということなのだろうか。
サイトには詳しい買い方が出ているが、それすら見られない人へのサポートもしてほしいところ。窓口に行けない人だっているのだ。
価格一覧
以下、公式サイトから、チケットの価格一覧。
開会式や閉会式は席によって、競技は席や、予選か決勝かなどによって、価格がかなり変わる模様。
【オリンピック】
開会式
12,000円~300,000円
閉会式
12,000円~220,000円
水泳(競泳)
5,800円~108,000円
水泳(飛込)
3,500円~30,500円
水泳(アーティスティックスイミング)
4,000円~45,000円
水泳(水球)
3,000円~18,000円
水泳(マラソンスイミング)
3,500円~5,500円
アーチェリー
3,000円~7,000円
陸上競技(トラック&フィールド)
3,000円~130,000円
2,500円~6,000円
チケット販売なし
バドミントン
4,000円~45,000円
野球
4,000円~67,500円
2,500円~25,500円
バスケットボール(3X3)
3,000円~18,000円
バスケットボール(バスケットボール)
3,000円~108,000円
ボクシング
3,500円~45,000円
カヌー(スラローム)
3,000円~10,000円
カヌー(スプリント)
3,000円~9,500円
自転車競技(BMXフリースタイル)
4,000円~10,000円
自転車競技(BMXレーシング)
3,000円~12,500円
自転車競技(マウンテンバイク)
3,500円~5,000円
自転車競技 ロード
3,500円~5,500円
自転車競技(トラック)
4,000円~14,500円
3,000円~16,000円
フェンシング
3,000円~11,500円
サッカー
2,500円~67,500円
ゴルフ
3,000円~10,000円
体操(体操競技)
4,000円~72,000円
体操(新体操)
4,000円~36,000円
体操(トランポリン)
5,500円~16,000円
3,500円~20,000円
ホッケー
2,500円~10,000円
柔道
4,000円~54,000円
空手(形/組手)
3,500円~12,800円
2,500円~4,000円
ボート
3,000円~9,500円
2,500円~25,500円
3,000円~5,500円
射撃(ライフル/クレー)
2,500円~5,500円
スケートボード(パーク/ストリート)
4,000円~11,500円
スポーツクライミング
3,000円~12,500円
サーフィン
未定
卓球
3,500円~36,000円
テコンドー
3,000円~9,500円
テニス
3,000円~54,000円
4,000円~8,000円
バレーボール(ビーチバレー)
3,500円~45,000円
バレーボール
4,000円~81,500円
2,500円~12,800円
4,000円~45,000円
【パラリンピック】
開会式
8,000円~150,000円
閉会式
8,000円~90,000円
アーチェリー
1,800円~2,400円
陸上競技(トラック&フィールド)
2,000円~6,500円
2,000円~3,200円
バドミントン
1,600円~3,200円
ボッチャ
1,200円~3,200円
カヌー
1,200円~2,000円
自転車競技(トラック)
2,000円~3,200円
自転車競技(ロード)
1,400円~2,000円
1,400円~2,000円
5人制サッカー
1,800円~5,000円
900円~2,800円
柔道
2,000円~5,000円
パワーリフティング
1,400円~2,000円
ボート
900円~2,400円
射撃
1,800円~2,400円
シッティングバレーボール
1,400円~3,600円
水泳
2,000円~7,000円
卓球
1,400円~2,800円
テコンドー
900円~2,000円
1,400円~3,000円
2,400円~7,000円
車いすフェンシング
900円~2,400円
2,400円~4,000円
車いすテニス
1,800円~6,500円
価格帯を見て思ったのだが。
オリンピックとパラリンピック、開会式と閉会式、合同でしてはいけないのだろうか?
開会式 → オリンピック → パラリンピック → 閉会式が、いいような気がする。
入場行進が長くなるなど、問題はあるかもしれないが、パラリンピックの価格設定や、オリンピック後に開催されること、そのあたりが、なんだかモヤッとする。
義足がどんどん発達して、健常者よりも速く走れる人や、速くなりすぎるから使用禁止になった義足、なんてものもある。ちょっと、パラリンピックの方が、見たいやつがあるかも…。