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次の元号がわからない、不思議な年末なう。

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 この年の瀬に、よく聞くフレーズ『平成最後』。

 2019年5月1日、新天皇即位に伴い「平成」から新しい元号に変わるからだが、その新たな元号が、まだ公表されていない。

 そう、公表されていない。

 決まってもいない、とは考えたくないので『公表されていない』と考えるとして…、

 今上陛下が、我々の見えない所で戦いに戦ったであろう、生前退位。予定を立てることを可能にしてくれて、平成の終わりを予告してくれたのに、なぜ5月なのか、なぜこうも仕事を増やしてくれるのか、ご退位とご即位の日程を決める、宮内省の、なんかえらい人?に、

 どうしてこうなった

 と、聞きたいですよマジで…。

 

2019年のカレンダーの表記は?

 2019年のカレンダーでは、どう元号を表記しているのだろう。

 調べてみると、約1000種のカレンダーを取り扱う『ロフト』へのインタビュー記事があった。

(引用元https://www.google.co.jp/amp/s/news.walkerplus.com/article/166812/amp 以下、斜体部分も同様)

「カレンダーメーカーは各社、この件に関して注目しているようですね」

「例えばトーダン社からは、『もし平成が続いていたら、昭和が続いていたら、大正が続いていたら』という設定を表現したもの(『カラー3ヶ月文字 S』)が販売されています」

(ロフト広報担当)

 そのカレンダーでは、『平成31 昭和94 大正108』といった感じで、横並びでこれまでの元号を表記しているという。ちょっと欲しいな…。

 こちらは、来店客からも「面白いね」と反応があるそう。

 

今だからこそ『平成カレンダー』

「5月に平成から西暦に表記が切り替わるものなど、2019年ならではのカレンダーも登場しています」

(ロフト広報担当)

 G.C.PRESS社の『和風四季歳々 壁掛』などがそれだ。

 半端なところで元号の表記が変わるカレンダーは、今だからこそ手に入る『平成最後のカレンダー』というレアアイテム。

 最初から元号を省いてあるものも多いが、そちらよりも、おもしろいかもしれない。

 

昭和から平成に変わった時は?

「例えばトーダン社ですが、昭和天皇が昭和64年の1月7日に崩御されたため、その年のカレンダーはすでに製造済みだったんですね。

 ですので、昭和64年の記載のままになっておりました。

 そういった事情で、『平成元年』記載のカレンダーは製造されなかったそうです」

(ロフト広報担当)

 昭和天皇崩御されたのは、1989年1月7日。

 毎日ニュースで病状が伝えられ、小学生だった私にも、『下血』と『崩御』と『大喪の礼』の意味がわかったほど、衝撃的な出来事だった。その瞬間を、校長先生が校内放送で伝え、みんなで黙祷したことも覚えている。

(公立小でそれが許されるかはわからないが、当時の保護者からのクレームはなかった模様)

 そんなわけで、1989年を『平成元年』と表記したカレンダーはなく、翌年、1990年のカレンダーに関しては、まだ製造が間に合ったため、『平成』表記のカレンダーは、平成2年分より発売された、とのこと。

 カレンダーひとつとってもこうなのだから、他の用品やシステムなんかは……(震)

 一番やばいのは、顧客管理系のシステムの、生年月日まわりだろうか。

 明治からの、M/T/S/H の次が未定。

 未定ってw どゆことwww なんて、笑ってはいられない。あらゆる場面でのエラーを覚悟しておこう。

 

 印刷会社の株価が上がり、事務用品や日付印などが売れ、経済効果が〜とか言っちゃってる高官もいるが、これはあきらかに損失だろうよ……。

 手間もコストもかかりすぎる。昭和天皇のようにタイミングがわからない改元ではないのだ。

 年が変わるのに、次の元号がわからない。それはないだろう…。