ビジネスニュース斬り

ビジネス、ニュース、芸能、仮想通貨でも何でも取材や第三者目線での見解など、独自の路線で記事を執筆します。

元横浜カスティーヨらは、事故ではなく事件での死亡なのかもしれない。

f:id:kido1205:20181207232806j:image

 

 母国で亡くなったことが、せめてもの救いだと考えて良いのだろうか…。

 遠征から、選手自身が運転して帰るのもどうかと思うが、交通網や運営費の問題もあるのだろうか…。

 一時でも日本でプレーしてくれた選手、そうでなくとも、メジャーに行った日本人選手に良くしてくれた人が亡くなるというのは…しかも、若くして亡くなるというのは、本当に悲しくなる。

 事故に遭った3人とも、まだ30代。選手としても男としても、一番いい時だ。

 せめて、重体のリベロだけでも、なんとか生きてほしい…。

 

元横浜カスティーヨら、母国で事故死。

 エンゼルス大谷翔平投手(24)の同僚だったルイス・バルブエナ内野手(33)が母国ベネズエラで交通事故死したと、米メディアが7日伝えた。

 10、11年に横浜(現DeNA)とロッテでプレーしたホセ・カスティーヨ内野手(37)、元ヤクルトのカルロス・リベロ内野手(30)も同乗しており、カスティーヨも死亡し、運転していたリベロは重体だという。

 報道によると3人はベネズエラ冬季リーグのバルキシメト・カージナルスでプレーしており、6日に約360キロ離れた遠征先の町から本拠地バルキシメトに車で帰る途中だった。走行中の道路に岩が転がって車と衝突したと伝えられている。

 バルブエナは17年からエンゼルスに所属し、今季は96試合に出場して打率1割9分9厘。8月7日に自由契約となっていた。明るい性格の選手で、大谷ともよく言葉を交わしている様子が伝えられていた。

(引用元 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181207-00413015-nksports-base

 

現地の報道では、事故ではなく事件?

 日本では落石との報道だが、現地では少し違うようだ。

 岩が転がってきて直撃したのではなく、故意に道に置かれた岩に衝突して道を外れ、死亡事故になった、との報道。

 治安の悪化した国では、道に障害物を置いて停車させ、そこを取り囲んで襲ったり、通行料を徴収したりという強盗は、珍しくないようだ。

 止まらずに避けようとして、事故になってしまったのならやりきれない。

 

亡くなった2選手

ホセ・カスティーヨ内野手(37歳・死亡)

 ものすごい強肩で、外野手を勧められたけど、セカンドに残った。打った時のパワーもすごくて、横浜が苦しかった時代の救世主みたいに見えた。

 でも、点数取れてると油断しちゃう人で、守備が雑なんて言われたりもしたけど、人間性が見えにくい外国人選手の中で、なんだか妙な人間味があって好きだった。

 かっこいい応援歌が印象的だった。

 アチャ エス アレグリア デコラソン…懐かしい…

 元々はポゾからカスティーヨが継いだ曲。彼が日本を離れてから、その曲は、ソトが継いだ。

 

ルイス・バルブエナ内野手(33歳・死亡)

 エンゼルス大谷翔平と一緒にプレーしていた頃は、ホームランが出ると抱き合ったり、ダンスをしたり、同僚を超えて仲が良い様子が見てとれた。

 大谷がチームに入った時から、なんだかんだじゃれ合ってて、優しいなあと思いながら見ていた。

 エンゼルススタジアムで、バルブエナの子供と大谷が遊んでいる写真を見たことがある。

 あの子が、パパを亡くして泣くのか。

 大谷も一緒に泣くんだろうか。悲しくなる…。

 

 運転していたリベロが、生き残ってしまった。

 自分を責めてしまうだろうか。今は、それが心配だ。また野球ができるか、ということよりも、この事故が、深い心の傷になってしまうことが…。

 でも、それでも、今はただ回復を祈りたい。

 どこの神様かわからないが、彼が信じる神様に、彼を助けてくれ、と祈りたい。