究極の無音空間を求めて、遮音性の高い耳栓を探してみる。
最近、耳が痛い。耳の奥が痛い。
ヘッドフォンや、イヤフォンをしている時に、刺すような痛みがズキンと走る。
故に、片耳にイヤフォン、もう片耳に人差し指を突っ込んで、時折、左右を入れ替える。
理由はわかっている。話題の『スマフォ難聴』だ。
カフェや図書館で作業をしたいが、人の声が邪魔だ。
人の声が邪魔だが、カフェや図書館で作業をしたい。
故に、小さめの音で音楽を聴いていたのだが、やはり長時間の使用だと、確実に鼓膜に負担があるようで…。
『耳鳴り』や『耳の奥の痛み』が、スマホ難聴の始まりらしいので、なんとかせねばならない。
私は音楽が好きだが、ぶっちゃけ人の声が聞こえなくなるなら、音楽もなくていい。今は、人の声を紛らすために聴いているだけなのだ。ガチで聴くなら、リビングのスピーカーで聴く。ヘッドフォンやイヤフォンに、音質まで求めていない。
故に、作業時に必要なのは、鼓膜の回復と温存を図るためにも、耳栓。しかも、遮音性の高いやつ。これだ。
長い前置きになったが、そんなわけで、究極の耳栓を探す旅に出ようと思う。ちょっとAmazonまで…。
以下は私の主観による、『無音空間を欲する私が欲しい耳栓』。ご参考までに…。
①シリコン粘土
遮音性で頭ひとつ出るのがこれ。自由に形を変えられる粘土状の耳栓を、自分の耳に合わせてはめる。特定の形があるわけではないので、フィットする耳栓に出会えなかった場合に。
サイレンシア『ソフトシリコン耳栓』遮断性能値:25dB
半透明で目立たず、自由自在に成形できるが、故に突っ込みすぎに注意。ピッタリ合う耳栓に出会えなかった人へ。
『Ultra-Soft Silicone Earplugs』遮断性能値:22dB
粘着性があり、耳にしっかりフィットする。水に濡れた手で好きな形に成形。復元力が高く、長く使い続けられる。
②シリコン
ウレタンよりも弾力を維持でき、長持ちで、洗えるので清潔を保てる。ただ、耳の形状に合わに、隙間ができると遮音性が落ちるので、サイズに注意。
MOLDEX『高性能耳栓 ロケッツ6485』遮断性能値:27dB
工事現場の騒音も軽減できる優れもの。3層の出っ張りが音の侵入を防ぎ、常に耳を快適に保つ。入れて洗うことも可能。
v-moda 耳栓
ぱっと見イヤホンに見える耳栓。3,400円と値段は張るが、周囲に不快感を抱かせない、スタイリッシュな優れ物。ただし音楽は聴けないので注意。
③デジタル
ノイズキャンセリングの技術を使った耳栓。センサーが外部の音を感知し、人の耳には聞こえない音域の、騒音を打ち消す音をぶつけて相殺する。
着信音や、呼びかける人の声は消さないので、無音が不安な場合は良いが、無音という意味では少し違うが、騒音には圧倒的に強い。
キングジム『デジタル耳せん MM1000』遮断性能値:20dB
呼びかけ声やアナウンス、着信音など、必要な音は聞こえる。単4電池4本で動作。些細な騒音もかき消してくれる高性能のデジタル耳栓。
④ウレタンフォーム製
最も安価で一般的な、スポンジ的なもの。細く小さく潰して耳の穴に入れると、膨らみながらフィットしていく。
SUREFIRE『イヤーマフ ソニックデフェンダー ウルトラ EP7-BK-MPR』遮断性能値:28dB
世界中の軍隊や警察が採用しているプロフェッショナル仕様の最強耳栓。外側のキャップを外せば、耳栓をしたまま電話もできる。
人の掛け声や通常の会話は装着状態でも可能。両耳
MOLDEX『5ペア パックCAMO 米軍耳栓』遮断性能値:33dB
オフィスの空調音や、作業音もカットする、人間工学に基づいた形状のウレタン製耳栓。不快感や痛みを感じること無く、長時間使用できる。
耳栓は、突っ込みすぎると痛かったり、ゆるすぎると遮音しなかったりで、なかなか厄介なお品である。
理想の一品に出会う為、片っ端からポチりながら、まだまだAmazonを征く…。