活動休止を発表した嵐の経済効果は、国家予算ばりだった! 最高額は…
嵐が、来年いっぱいをもってグループとしての活動を休止する。
「ジャニーズネット」のファンクラブサイト内で、メンバーが一人一人話す形の動画で報告。モニターの前で泣き崩れるファンは、国内ではおさまらず、世界中に涙と悲鳴が広がっているようだ。
休止期間については明言されていない。ジャニーズ、大丈夫か…?
リーダー 大野智コメント(全文)
2017年6月中旬、僕はメンバー4人に集まってもらい自分の気持ち、思いを話しました。その内容は、2020年をもって自分の嵐としての活動は終えたいと。
嵐20周年、そして2020年という区切りで一度嵐をたたみ、5人それぞれの道を歩んでもいいのではないか、また勝手ではありますが、一度何事にも縛られず、自由な生活がしてみたい、そう伝えました。
その後、メンバー1人1人と何度も話しました。
5人で何度も何度も話し合った結果、2020年をもって嵐を休止させて頂く結論に至りました。
メンバー個々の思いもあります。
その思いを背負いながら2020年いっぱいまで走り抜きたいと思います。
急な発表ではありますが、
今までずっと僕らを支え続けてくださった全てのファンのみなさん、申し訳ありません。
言葉では表すことができないくらいの感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました。
2020年いっぱいまでの残りの期間、
今できる自分の使命をきっちりと果たしていきたいと思っています。
2019年1月27日 大野智
リーダー 大野智コメント(動画より)
「僕たち嵐から、ファンの皆様にお伝えしたいことがございます。
僕たち嵐はたくさんの話し合いを重ね、2020年12月31日をもって、嵐としての活動を休止させていただくことになりました。
突然の発表で驚かせてしまっていると思いますが、まず誰よりもいつも応援してくださっているファンの皆様に僕たちの決断をちゃんとお話しさせていただければと思います」
「休止までの約2年間は今まで通り、ファンの皆さんと一緒に楽しんでいきたいと思います」
悲鳴をあげる企業
ファンが悲鳴をあげるのは当然だが、多くの企業も悲鳴をあげたのではないか。
現在、グループとしての活動は、CDリリースやライブ活動のほか、冠番組として
・フジテレビ系「VS嵐」
CM出演は、
「観光庁」
「日本郵便」
の5つに出演。
その他にも、情報番組やニュース番組、映画出演など、仕事の幅が広い。
スキャンダルはなくもないが、それでも嵐はイメージがいいのだ。
嵐の経済効果
現在、歴代最多の10度目となる5大ドームツアーを開催中の嵐。
今回は20周年記念ツアーで、今年12月までに計50公演を行い、合計237・5万人を動員する日本歴代最大規模となる。いったい、どれほどの経済効果があるのか。
アイドルに興味のない財界人までも驚かせたのは、2015年9月に宮城県のスタジアムで開かれた、復興支援コンサートだ。
開催発表と同時に、あらゆる宿泊施設に予約が殺到。交通手段が少なく、レンタカーや駐車場の予約も、あっという間に埋まった。
通常5000円以下のビジネスホテルの客室が、牛タンカレーや宮城米を付けて1泊5万円で売られ、1日1万円で自宅の土地を駐車場に貸すような現象も。
「一部の人が商業主義に走り、復興支援の趣旨とずれた」と残念がるファンもいるものの、4日間の公演の経済効果は90億円超というのは、尋常ではない。
そんな嵐の、今年の5大ドームツアー。
解散を知ったファン達が、金を落としながら、全国を大移動する。現在のファンクラブ人数は230万人以上。いったい、何が起こるのだろうか。