【速報】ゴールデングローブ賞発表! 『万引き家族』結果は…?
アカデミー賞の行方を占う前哨戦の1つ、第76回ゴールデン・グローブ賞。
授賞式が現地時間1月6日に開催された。
日本からは『万引き家族』が出品されていたが、さて、結果は…?
作品別の賞とコメント
司会は、テレビの部ドラマシリーズ主演女優賞を受賞したサンドラ・オー(『キリング・イヴ/Killing Eve』)。
感極まった様子で関係者に感謝を述べたあと、客席にいた両親に
「お母さん、お父さん、愛してる」
と韓国語で語りかけた。
以下、注目作品の受賞結果。
『ボヘミアン・ラプソディ』
ドラマ部門作品賞
主演男優賞(ラミ・マレック)
ラミ・マレックより、授賞式に出席したクイーンのメンバー2人へ
「クイーンに感謝します。ブライアン・メイ、あなたに。ロジャー・テイラー、あなたに」
ラミ・マレックより、フレディへ
「これはあなたのため、あなたの賞です、ゴージャス!」
『バイス』
ミュージカル/コメディ部門
主演男優賞(クリスチャン・ベール)
ジョージ・W・ブッシュ政権下で「史上最強」とも「史上最悪」と言われ、影の実力者として知られたディック・チェイニーを演じ、主演男優賞に輝いたクリスチャン・ベールは
「インスピレーションを与えてくれたサタンに感謝します」
とスピーチ。関係者や家族に感謝を述べて、
「誰か忘れていなかったっけ?」
と客席の妻に助けを求める微笑ましい一幕も。
『グリーンブック』
ミュージカル/コメディ部門作品賞
『ROMA/ローマ』
監督賞(アルフォンソ・キュアロン)
レディー・ガガ
歌曲賞
共作者のマーク・ロンソン、アンソニー・ロッソマンド、アンドリュー・ワイアットへ
「音楽業界では女性が真剣に扱ってもらうのはとても難しい。でも、この3人は私をサポートしてくれました」
「ブラッドリー、大好きです」
日本からノミネートされた『万引き家族』(外国語映画賞)、『未来のミライ』(アニメーション映画賞)は惜しくも受賞を逃した。
部門別結果一覧
映画の部 ドラマ部門
作品賞
主演女優賞
グレン・クローズ 『天才作家の妻 -40年目の真実-』
主演男優賞
映画の部 ミュージカル/コメディ部門
作品賞
『グリーンブック』
主演女優賞
主演男優賞
助演女優賞
レジーナ・キング 『ビール・ストリートの恋人たち』
助演男優賞
マハーシャラ・アリ 『グリーンブック』
監督賞
アルフォンソ・キュアロン 『ROMA/ローマ』
脚本賞
ニック・ヴァレロンガ、ブライアン・ヘインズ・クリー、ピーター・ファレリー 『グリーンブック』
音楽賞
歌曲賞
「Shallow」 『アリー/ スター誕生』
外国語映画賞
『ROMA/ローマ』 メキシコ
アニメーション映画賞
『スパイダーマン:スパイダーバース』
テレビの部 ドラマ部門
作品賞
「ジ・アメリカンズ」
主演女優賞
サンドラ・オー 「キリング・イヴ/Killing Eve」
主演男優賞
リチャード・マッデン 「ボディガード -守るべきもの- 」
テレビの部 ミュージカル/コメディ部門
作品賞
「コミンスキー・メソッド」
主演女優賞
レイチェル・ブロズナハン 「マーベラス・ミセス・メイゼル」
主演男優賞
リミテッドシリーズ/テレビ映画部門
作品賞
主演女優賞
パトリシア・アークエット 「Escape at Dannemora」(原題)
主演男優賞
ダレン・クリス 「アメリカン・クライム・ストーリー/ヴェルサーチ暗殺」
助演女優賞
パトリシア・クラークソン 「KIZU-傷-」
助演男優賞
ベン・ウィショー 「英国スキャンダル~セックスと陰謀のソープ事件」
セシル・B・デミル賞
キャロル・バーネット賞
ドラマまで手を出すと無限だが、観たい作品が多い。隙あらばTSUTAYAか映画館へ……!