ナイナイ矢部浩之に『すべり症』の診断wwwと、笑ってられない理由と症状。
『すべり症』は、イジってもイジられても、ボケてもつっこんでも、何をしても笑いが取れない、芸人として致命的な疾患……ではない。
ナイナイ矢部浩之に『すべり症』を患う
「芸人として致命的な名前…治したい」
ナインティナイン・矢部浩之(47)主催の小学生サッカー大会「やべっちCUP」が23日、大阪府堺市のJ-GREEN堺で行われた。
初開催となった大会のラストでは、サッカー芸人やJ3・沼津の中山雅史(51)ら現役サッカー選手も参加してエキシビション試合が行われた。
矢部は来年以降の開催も熱望し、
「イニエスタ選手も是非、来てください」
と呼びかけた。
大会では、たむらけんじ(45)が大阪で主催しているフットサル大会「たむけんCUP」のスポンサーに、乗り替えを呼びかけるなどネタに。
ただ、矢部は2週間前から腰に強烈な痛みがあることを告白し、
「こんだけ、たむけんをイジっておいて何ですが、たむけんに鍼治療の先生を紹介してもらったんです」
と明かした。
その先生から「すべり症」と診断されたそうで、矢部は
「芸人としては致命的な名前。たむけんには『すべり兄さん』と呼ばれ…。全力で治したい」と語っていた。
(引用元 http://news.livedoor.com/lite/article_detail/15782768/)
すべり症とは
腰の骨は、椎体という骨と椎弓という骨の部分でできている。
背骨は、骨が積み木のように連なっており、さらに背骨の中には、脊柱管という、神経が入っている管がある。
通常、腰椎は背骨がバランス良く連なっていているが、『腰椎すべり症』は、何らかの理由で背骨の並びがずれ、バランスが悪くなり、様々な不調をきたすものである。
(参考 http://www.iwai.com/seikei-qa/content/003-suberisho.php 以下、斜体部分も同様)
すべり症の種類
種類は、大きく分けて2つ。
分離すべり症
個々の背骨を繋げている部分が分離してしまう状態。
変性すべり症
個々の背骨の分離はなく、骨と骨の間にある椎間板が老化により変性することが原因でずれたもの。
すべり症の症状
腰痛と下肢の痛みがある。
背骨の神経の圧迫が強い場合は、長距離を歩くと、おしりとふともも、ふくらはぎなどに痛みや痺れが出てきて、歩きにくくなる症状が出る場合もある。
しびれが強くなったり、足に力が入りにくくなった場合は、専門医の受診をする必要がある。
すべり症の治療方法
保存治療
コルセットなどにより背筋の負担を軽減し、神経の負担を軽減させてる。
さらに消炎鎮痛剤や、ブロック注射などで症状の軽減を図る。
加えて、リハビリにてストレッチや腹筋を中心とした腰まわりの筋力訓練などを行う。
痛みやしびれが悪くなった場合や、生活の質の低下があり、今までできたことが困難になった場合は、手術療法が検討される。
手術療法(固定術)
骨を削ることで、神経の通り道を広げ、すべりを起こしている背骨部分を自分の骨や金属でつなぎ、さらにずれてこないよう骨どうしをボルトで固定する。
不安定な状態が強くない場合は内視鏡を用いて神経の圧迫をとり、ボルトで固定しない低侵襲の手術も選択できる。
術後は固定した部分が安定するまではしばらく時間がかかる為、コルセットを使用し安静にする必要がある。
説明を読んだだけで、めちゃくちゃ痛そうだ。
だが、大好きなサッカーを続ける為にも、温存していくか、思い切って手術するか、いずれ、選ばなければならないだろう。
この『すべり症』を手土産に『すべらない話』に出てほしいところだったが、ちょっと笑えないレベルに大変そうだ…。