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小型ビジネスジェット『ホンダジェット・エリート』日本初号機納入! え?前澤は買わないの?

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ホンダジェット日本初納入、ドローンファンド千葉氏・堀江氏ら共同購入

 ホンダ<7267.T>が20日、小型ビジネスジェット機「ホンダジェット・エリート」の日本における初号機納入の式典を開いた。

 日本での初号機は、エンジェル投資家の千葉功太郎氏、元ライブドア社長で実業家の堀江貴文氏、ベンチャーキャピタルの慶応イノベーション・イニシアティブ社長の山岸広太郎氏らが共同で購入した。

 国内では今年6月の受注開始以来、すでに10機を超える注文が入っており、順次納入する。

(引用元 https://lite.blogos.com/article/346478/

 残る10機の購入者が気になるところ。

 調べてみたが情報が出てこないところを見ると、財力を見せつけない、真の金持ち…か、企業かな…。

 

三者三様の購入コメント

千葉氏

(ドローン・スタートアップ特化型ファンド代表)小型ジェット機の普及で、新しい経済活動が加速する」

と指摘。

 ホンダジェットのテレビCMをみて購入を思い立ったといい、

ホンダジェットのテレビCMを流したのは日本だけ。テレビCMを見て買った客は世界で初めてではないか」

と話し、

「せっかくなら自分で運転したい」

として訓練していることも明かした。

(引用元 https://lite.blogos.com/article/346478/

 うん、なんかキラキラしてる。

 そして怖い。操縦なのに運転て言っちゃうところが、自動車感覚である。

 自動車感覚で飛行機を買うのはカッコイイが、同じ感覚で空を『運転』したら、必ずどこかに落ちる気がする。今、訓練中ということは、『初心者運転』になるわけだ。

 怖すぎる。


堀江氏

「乗ったことのある同クラスの機体に比べ、ホンダジェットはキャビンが広く快適」

「ホンダのシビックが米国市場になぐり込んだときくらいのインパクト」

 この人は、純粋に用途や利便性で買っているかなと。彼が『持ってる』人なことは、皆が知っての通りなので、今更パワープレイをする必要がないのだ。

 

山岸氏

「開発投資は短期志向になりがちだが、長期で投資されてきたことがすごい」

ホンダジェットは約30年の開発期間を経ている)

 より淡白に語るのが、ビジネス感覚の高さの現れというか……。いぶし銀の回答である。

 セレブなビジネスパーソンの進化の過程を見るような、三人のコメントだった。

 

 ちなみに一番に飛びつきそうな、ZOZOの前澤社長は、70億円の「ガルフストリームG650」を持ってるので、今のところ購入情報はない…けど、そのうち買いそう(イメージ)。

 

開発の経緯

ホンダの航空機事業子会社ホンダエアクラフトカンパニー(米ノースキャロライナ州)の藤野道格社長は

ホンダジェットを日本の空で飛ばすことはわれわれの悲願だった」

と述べ、

「日本で人々のライフスタイルを変えたい。新しい交通システムの創造を目指したい」

と語った。

 ホンダジェットエリートは従来のホンダジェットを改良した新型機。最大7人乗りで、機体価格は525万ドル(約5億9000万円)、航続距離は2661キロメートルで、東京から中国・上海や台湾まで直行できる。

 主翼の上にエンジンを配置し、同クラスの機体に比べて客室が広く、燃費も良いのが特徴だ。

 2015年末の米国を皮切りに、中南米、欧州、東南アジア、中国、インド、中東などで展開しており、世界での運用機数は100機以上となっている。

(引用元 https://lite.blogos.com/article/346478/

 

 クルマやバイクでおなじみのホンダが、ゼロから研究・開発した小型ビジネスジェット機「HondaJet」。主翼上面のエンジン配置(Over-The-Wing Engine Mount)形態など独自の技術やアイディアを盛り込んだ同機は、2014年の受注開始以来、北米を中心に欧州や中国などでマーケティングを展開、人気を集めている。2017年は、定員10人以下の小型ビジネスジェット機の納入数(43機)で世界1位となった。

 この「Honda Jet」がようやく日本で販売されることになった。ラインナップするのは1機種のみ、最新モデルの「HondaJet Elite(エリート)」だ。販売は総合総社・丸紅の子会社、丸紅エアロスペースが担う。現在、国土交通省に型式証明申請中のため、納入は2019年春頃を予定する。

 最新のHondaJet Eliteは従来モデルの細部をブラッシュアップしたアップデート版。内外装の変更は小規模だが、航続距離やアビオニクス(飛行のための電子機器)などの性能・機能面が大幅に向上した。

 搭載するエンジンはホンダが米・GE(ゼネラル・エレクトリック)社と共同開発した専用エンジン「HF120」。燃料タンクの大容量化によってクラス最長とうたう航続距離は、従来比17%プラスとなる約2661km。東京からソウル、北京へノンストップで飛行可能となる。ちなみに、ロサンゼルスからはサンフランシスコやラスベガスへ、ロンドンからはパリやローマ、バルセロナへ飛行出来る。最高巡航速度は782km/h(高度3万フィート)。

 今回、フライトは叶わなかったが、離陸時の加速性能や上昇性能も向上し、その体感速度はセスナ サイテーションといったライバル機を引き離すという。このあたり、HondaJetが“空飛ぶスポーツカー”と称する理由だ。また、燃費性能も向上したという。

 アビオニクスは安全面と利便性を向上する新機能を搭載した。「飛行マネジメント機能」は、速度や巡航高度、燃料消費率などを最適化する飛行計画を自動作成する。また、「離着陸距離マネジメント機能」によって、気温や標高、機体重量などに基づき必要滑走路長、適正なスピードおよび上昇/進入角度などの自動計算もおこなう。

 このほか、運用限界を超える領域での飛行を防ぐ安全機能や、ゴーアラウンド着陸復行)時の自動操縦機能なども備え、パイロットの負担を軽減する。