【保存版】ゴルフのルール変更部分(後編)
・誰にでもわかりやすく、根拠が明確。
・どのような場合にも一貫して、シンプルかつフェア。
・競技時間が短縮される。
この3点を基軸に変更される、ゴルフのルール。
昨日に引き続き、ここにメモしておく。
(https://www.golfmechanism.com/entry/2018/09/20/142505 を要約)
ペナリティエリアに関して
◾︎ ペナリティエリアの範囲
新ルール:これまでのウォーターハザードに加え、砂漠、ジャングル、岩場などが主催者の判断で赤線、もしくは黄線のペナリティエリアとして認定可能。
◾︎ペナリティエリア内のルースインペディメント、あるいは地面に触れること
新ルール:ルースインペディメントは取り除け、そのためにペナルティーエリア内の地面に触れてもペナルティ無し→バンカー以外はソール可能。
◾︎赤線の活用
新ルール:主催者は全てのペナルティエリアを赤線で示す裁量を持つ。結果ラテラル(横に2クラブレングス)の救済が可能なエリアを自由に拡げて良い
(現行ルールでは、ハザードに入った地点の後ろから打てない場合のみ赤線)
◾︎赤線の対岸からの救済措置
新ルール:廃止
◾︎バンカー内のルースインペディメント
新ルール:取り除いて良い
◾︎バンカー内の地面に触れること
新ルール:以下の場合を除きペナルティは無し
(1) バンカーの状態をテストしている
(2) 練習スイング
(3) ボールの直前、もしくは直後にソールする
(4) ストロークのバックスイング
◾︎バンカー内のアンプレアブル
新ルール:2打罰で後方延長線上にドロップ出来る
装備品に関して
◾︎損傷を受けたクラブ
新ルール:プレイヤーは損傷を受けたクラブをその損傷の理由に関わらず保持してプレー出来る
(現行ルールでは自分で(怒って)壊したクラブは使用出来ない)
◾︎損傷したクラブの交換
新ルール:クラブの損傷がプレイヤーの責任ではない場合を除き、損傷したクラブを交換することは出来ない
◾︎距離計測器
新ルール:使用可能
(ローカルルールで禁止していない限り)
キャディに関して
◾︎アドレス時の後方からのアライメント確認
新ルール:禁止
◾︎キャディによるグリーンにおけるボールの拾い上げとリプレース
新ルール:特に許可を得なくても可能
プレーのペースに関して
◾︎推奨のプレーのペース
新ルール:40秒以内
◾︎プレーの順番
新ルール:安全の確認および準備が出来たプレーヤーから打つ
(現行でも遠い方から打たなくてはいけないことにはなっていないが、今回ルールではさらにこれを推奨する)
◾︎最大スコア
新ルール:主催者はストロークプレイの、ホールの最大スコアをもうけることが出来る
◾︎ ボールを拾い上げるときの宣言
新ルール:プレイヤーは、正当な理由がある場合(自分のボールかどうか、ボールが損傷していないかどうか、埋まっていないかどうかを確認するなど)ボールを拾い上げる際にマーカーにその旨を宣告する必要はない
前進四打について
(おそらくOBもしくはロストボールの際、ティーグラウンドに戻って打ち直しすることを避ける目的で)、OBエリアを横切ったあるいは、ボールがロストしたと思われる地点(図中のA)とホールの等距離にあるフェアウェイ内2クラブレングス以内(図中B)にドロップして二打罰でプレーすることを許可するローカルルールを推奨(ちなみにOBゾーンでなければその後方の図中Cから打つことも可能)
概ね緩和方向に見えるが、ローカルルールと併せて考えると、しばらくは混乱も予想される。その時々、ついてくれたキャディに確認しながらプレーをした方が良さそうだ。
来年の今頃には、慣れていたいものだが…。