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【速報】インドネシア 旅客機が墜落か 188人が搭乗

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事故の概要

発生日時

 現地時間の29日朝6時すぎ(日本時間の午前8時すぎ)に離陸。午前6時31分には高度1661mに達したが、その35秒後に、急速に下降して1112mまで高度を下げ、そこでデータが途切れている。

航路

 インドネシア首都 ジャカルタ

 バンカ島のパンカルピナン北部の島行き

便名

 JT610便

型番

 ボーイング737型機の旅客機

航空会社

 インドネシアLCC『ライオン・エア』

搭乗者

 188人、外務省は邦人情報確認中

現場の様子

 ジャワ海沖の海上で、海面に浮かぶ油、機体の一部、破れた黒いカバン、割れた白い板のようなものが発見されている。

 

具体的な状況

 インドネシアで29日朝、首都ジャカルタから北部の島に向かっていた地元のLCC=格安航空会社ライオン・エアの旅客機が消息を絶ち、政府当局者は墜落したとみられることを明らかにした。

 旅客機には乗客乗員188人が搭乗していたということで、救難当局が捜索にあたっている。

 ライオン・エアによると、現地時間の29日朝6時すぎ、日本時間の午前8時すぎにジャカルタを離陸し、北部のバンカ島のパンカルピナンに向かっていたボーイング737型機の旅客機、JT610便が消息を絶った。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181029/k10011689941000.htmlにて確認 以下も同様)

 

現場の状況

 インドネシア政府の当局者は日本時間の正午ごろ記者会見を行い、旅客機はジャワ海沖に墜落したとみられるとして、海面に浮かぶ油や回収した機体の一部だとする映像を公開した。

 旅客機には乗客乗員188人が搭乗していたということで、救難当局が捜索にあたっている。

 

フライトレコーダーから

 旅客機が発信する位置や高度の情報をもとに飛行コースをインターネット上で公開している民間のホームページ「フライトレーダー24」によると、旅客機は午前6時20分ごろ、日本時間の午前8時20分ごろにジャカルタを離陸したが、ジャワ海の上空でデータが途切れ、ここで消息を絶ったとみられている。

 旅客機が発信する位置や高度の情報をもとに飛行コースをインターネット上で公開している民間のホームページ「フライトレーダー24」によると、このライオン・エアの旅客機は、29日午前6時20分ごろにインドネシアの首都ジャカルタを離陸し、北部にあるバンカ島のパンカルピナンに向かった。

 離陸後は順調に高度を上げ、午前6時31分には高度1661mに達していたが、その35秒後には急速に下降し、1112mまで高度を下げ、そこでデータが途切れている。

 

乗客乗員について

 インドネシア政府の当局者は先ほど記者会見で墜落したとみられるライオン・エアの旅客機には乗客乗員188人が搭乗していたと明らかにした。

 外務省の海外邦人安全課は、インドネシアで航空機が墜落したという情報は承知しているとしたうえで、「事故の詳細や、邦人が乗っていたかどうかについて確認中だ」としている。

 

事故現場の状況

 現場付近とされる映像 破れた黒いカバンなども

インドネシアの国営放送で放送された現場付近とされる映像には、うっすらと白いものが広い範囲にわたって、海に浮かんでいるのが確認できる。

 また、割れた白い板のようなものや破れた黒いカバンなども映されている。

 

目的地 パンカルピナンとは

 飛行機が向かっていたパンカルピナンは、インドネシア西部、スマトラ島の東にあるバンカ島最大の都市。

 美しい砂浜が広がるバンカ島にはシュノーケリングなどで訪れる観光客が多く、パンカルピナンの空港は観光客の交通の要所となっている。

 

ライオン・エアとは

 ライオン・エアは、インドネシアで2000年に運航を開始したLCC=格安航空会社。

 会社のホームページによると、ジャカルタを中心に国内各地を結ぶ路線のほか、シンガポールやマレーシアなどを結ぶ国際線もあり、最大で一日に226便を運航しているということ。

 だが、ライオン・エアは、2004年にインドネシアのジャワ島で国内線の旅客機が滑走路をオーバーランして少なくとも27人が死亡し、60人以上がけがする事故が起きている。

 また、2013年にはバリ島の空港で旅客機が着陸に失敗して海に落ち、およそ40人がけがをする事故も起きている。

 

インドネシアの過去の航空事故

 インドネシアでは、これまでにも旅客機の重大事故が相次いでいる。

 1997年9月には、国営の「ガルーダ・インドネシア航空」の旅客機が、スマトラ島北部に墜落し、日本人6人を含む乗客乗員234人全員が死亡し、インドネシアで最悪の航空事故となった。

 また、2005年9月には格安航空会社の「マンダラ航空」の旅客機が、スマトラ島北部のメダンで離陸直後に墜落・炎上し、乗客乗員130人以上が死亡している。

 さらに、2014年12月には格安航空会社の「エアアジア」の旅客機がカリマンタン島の沖合に墜落し、乗客乗員162人全員が死亡した。

 2015年8月にはインドネシアの「トリガナ航空」の旅客機が、中部のオクシビル付近に墜落し、乗客乗員54人全員が死亡。旅客機の事故が相次いでいます。

 

ボーイング社のコメント

墜落した機体はボーイング737型機で、ボーイング社は、

「旅客機の事故の報告を受けており、状況を注視している」

というコメントをツイッターに投稿した。

 

 邦人でもそうでなくても、命の重さに変わりはないが、まずは情報を待ちたい…。