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NHK『Rの法則』打ち切りで損害賠償問題決着でも、ジャニーズとNHKが仲良しな理由。

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 NHKの言う決着とは、どの状態を言うのだろう。

 誰が、何を、どうしたのかが、全くわからない会見だった。

 これは、NHKとジャニーズの関係を守る為だという話がある。

 

NHK側 ジャニーズ事務所側への損害賠償請求「決着した」

 NHKが12日、東京・渋谷の同局で定例会長会見を行い、元TOKIO山口達也氏(46)が女子高生への強制わいせつ容疑で書類送検(のちに起訴猶予処分)されたことを受け、打ち切りになったEテレ「Rの法則」(月〜木曜後6・55)に関連した問題で、ジャニーズ事務所側への損害賠償請求をすでに行い、「決着した」とした。 

 担当者は「この件に関しましては所属事務所に損害額を請求し、決着したと認識しております」と説明。ただ「決着の内容や損害額に関しては、番組に関わっていただいた方の個別の契約内容など交渉の経緯に関わることなので、ご説明は差し控えさせていただきたい」とした。

 山口氏個人への請求があったについては「契約についての個別のことに関わってくるので、ご説明は差し控えさせていただきたい」とした。話し合いについて、「これまでのところでは、事務所側に誠実にご対応いただいたと考えていただいた」とした。

(引用元 https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2018/10/12/kiji/20181012s00041000181000c.html

 元TOKIO山口達也個人に損害賠償を請求したとあるが、今の彼に、支払い能力はあるのか。

 ジャニーズは事務所として、どこまでのサポートを行っていくのか。

 そもそも、いったいいくらの額を請求したのか。

 大切な事が、何一つ語られていない。NHKは国営放送、受信料で運営しているのだから、番組内で発生した事案の、賠償金として回収した額は、後悔する義務があるのではと思ってしまう……のは、私の野次馬根性からだろうか。

 

NHK内でのジャニーズの扱い

 小山慶一郎加藤シゲアキの不祥事によって延期されていた、NEWS司会の『ザ少年倶楽部 プレミアム』(NHK BSプレミアム)は、結局7月20日から再開された。

 だが、強制わいせつ容疑で起訴猶予となり退所した、元TOKIO山口達也の事件では、山口と被害者が出演していた『Rの法則』を打ち切りにしている。

 どちらも女性絡みの不祥事なのに、この対応の差は何なのか。

 木田放送総局長は、

「事務所が責任を持って、コンプライアンスとか教育を徹底していただきたい。タレント、アイドルである前に社会人ですので、自覚と責任を果たしていくよう指導をお願いしたい」

と語ったが、若くて元気な盛りのイケメンで、女性達を満たすのがジャニーズの仕事。

 あれだけの数の若者を躾けられるのは、事務所の上司よりも、幼稚園の先生のような気もしてくる。

 しかし、NHK内でも部署によって対応は異なるようだ。

 

関係悪化は本当か?

 こんな話がある。

NHKとジャニーズの関係悪化が伝えられていますが、ドラマやバラエティを制作する制作局は比較的寛容です。

 というのも、現在大河ドラマには錦戸亮が出演していますし、最近の『紅白』では、嵐がグループではもちろんメンバー個人でも司会を務めて功績を残していますから。

 不祥事が続いたから手のひらを返す、ということはないです。

 ただ、やはり報道局は厳しい。もともと、報道局はほかの部署に比べて孤立しているというか、独自路線なところがあります」

(テレビ局関係者)

「どのテレビ局も、法を犯したタレントに対しては厳しい扱いをするようになってきています。

 それがたとえ『疑惑』だったとしても、番組への起用は避けますね。

 また、今一番キャスティングで問題になるのが不倫です。

 地上波の場合、基本的に誰でも見られるので目につきやすい。そのため、不倫報道があったタレントはとりあえず地上波の出演はしばらく休み、ある程度たったら有料チャンネルなどで復帰するという流れが、最近は多いです」

(テレビ局関係者)

 部署によって扱いが異なるのなら、NHKの中のどこかに、ジャニーズは残り続ける。

 蜜月は、まだ当分続きそうだ。